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ロマンの木曜日
 
遠くまで乗り過ごしたい

気がつけば群馬

神保原駅を出て、電車は群馬県へと入った。
ここまで来ると、もうすっかり旅気分だ。
この時点でハッと目を覚ましたとしても、かなりのインパクトになるだろう。
家に帰るつもりが群馬県。
これでも充分、しばらく立ち直れないと思う。
しかし終点はもうすこし先だ。


となりの車両もガラガラ。乗客は寝てる人のみ

この人は上野から乗ってるけど、いいんだろうか

 

ついに終点

上野からおよそ1時間50分、「つぎは終点〜」のアナウンスが車内に流れた。
ついに終点まで乗り過ごしたのだ。


高崎駅に到着

 

群馬県高崎市に到着

というわけで、酔って寝込んで乗り過ごして到着したのは高崎駅だった。
これが実際だったら、計り知れないダメージだろう。
きっと、パニック状態で、何をしたらいいのかわからなくなってしまうに違いない。


時刻は午前1時37分

駅員二人がかりで起こされている人がいた

 

本当に乗り過ごしたっぽい人

高崎駅のホームに降りたが、どうやら本当に乗り過ごしてしまったっぽい人がいた。
グリーン車の席に座ったままなので、駅員二人に抱えられるようにして降ろされていた。
ちなみにこの人、このあと駅前のタクシー乗り場で運転手とケンカしていた。


上野から1890円。意外に安い

いやー、気付いたら高崎だったよ

 

気付いたら終点、その時どうすべきか

さて、終点だ。
本当に乗り過ごしたとした場合、どうすればいいのだろうか。
たぶん実際の場合には混乱して、適切な判断ができないと思うので冷静な今、どうすべきかを検討してみた。


途方に暮れる景色だ

 

 
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