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フェティッシュの火曜日
 
カブスカウトに体験入隊してきた

ギャングたち

リーダーさん(大人の指導者)が、インターネットなどを参考に試作し持ってきた、牛乳パック工作数点。飛行機、ロープウェイ、フリスビー、輪投げなど、どれもカブ隊の皆さんにも作れそうな簡単なものだ。

ひとまず「飛行機」は全員が作って、他に数点、これら工作の中から何を作るか、組ごとに分かれて検討する。「何を」だけでなく、さらにそれを使って「どんなゲームをするか」を考えさせる。そこがこの活動のキモ、なわけだ。本来は。


「どれにするか、決めていくんだよー」興味持つ子もあり、あまり持たない子もあり。
私の入る組です。リーダーさんの導きで、なんとか討議中。
常に斬新(過ぎる)なアイデアを繰り出す2人組。
「ヒコーキとカタパルトを作る競争」だそうです。作るのを競う、んだって。

「本来は」といったのはなぜかといえば、「小学校低学年の子たちにそのような自主的な行動をさせるのは難しい」ということだ。

隊長さんと話をしたのだが、この年代の子たちは「ギャングエイジ」といって、特に扱いにくい年代だという。ギャングエイジとは、親しい仲間だけと遊ぶことを重んじ、親や教師の干渉を嫌う。排他的な人間関係ではあるが、その中で人生に必要な社会性を身につけるので、重要な課程ではある。

しかし想像してみましょう。そのような子供たちを、面白くないとついてこない子供たちを、組ごとにちゃんと目的を持たせて最終地点まで導いていかなくてはいけない苦労を。

この会議中も、「木を植えたい」「ローラー(?)で何かしたい。うちにあるから持ってくる(地ならし用か)」と、牛乳パックと全く関係ない話をしている。


なんとかまとめたアイデアを、各組ごとに発表。子供らはたぶんお互い聞いてない。
罰ゲームに「小島よしおのまね」とか書いたもんだから、皆に「じゃ、真似してー」と言われてしまい照れまくる、の図。

私の参加させてもらった組のアイデアは・・・
「ヒコーキとカタパルトを作るけど、大しょう(=大将)とかきめて全員無理だったらバツゲーム男小島よしおのまね女赤ちゃんのまね」
だそうだ。あれ?さっきは「腕立て250回」って言ってなかったかい?

そして、やはり小島は小学生に大人気だということがわかった。

それはさておき、結果は他の組のアイデアが勝利。飛行機の他に、組でひとつづつ作っておくものはフリスビー、キュービックパズル、輪投げの3つ。組の中で誰が何を作るか決めて、作業にとりかかります。


※「作り方わかんないよ」「さっきも言ったけど、これに書いてあるでしょ!」(以下、おおよそ※の繰り返し)
牛乳パックにカッター入れるのなんて、いつ以来だろう。
ひととおり思いを述べたあと、黙々と作業。
おっかなびっくり、子供と対峙中。

最初は牛乳パックの絵柄のほうに注意が向かっていたり、その牛乳を飲む真似をしていた面々も、リーダーさんがなんとか導いていくにつれ、個人差はあれど自分の進む道をやっとのこと把握し始める。

が、最初に興奮しすぎたためか、明らかにトーンダウンする子もちらほら。さっきまでの勢いはどこへやら、カッターをたどたどしく操っては手を休め、じっとしている。私もなるべく彼らを励まし、小さい成功を増やして道を指し示しながら、なんとかヒコーキの形が出来上がったのだった。


私も出来ました。へっへ、大人の力だぜ。

おかたづけ。自在ぼうきを自在でなく操る人。
「カブ隊、いつも、げーんーき!」

最後の写真は、「なかよしの輪」。一日の活動の終わりに元気よく唱える式のようなもの。最初「しっぺ」かと思ってひるんだがそうじゃない、その逆。身長の小さい人らの中に私も入れてもらって、手を組み合って、「カブ隊、いつも、げーんーき!」と叫んだらアクション。手を振り上げいっせいに離す。なんだかくすぐったい。

今日の活動では、どんなことをするか決めるミーティングおよび工作だったが、来週は今日作ったものを使っての競技だ。では5分前に地区の集会所に集合!


 

 
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