まるで決定的瞬間
船を回収する途中、岸で船がひっくり返ってしまった。見てると「ぱしゃ」程度のハプニングだが、船目線だとまるでカメラがとらえた九死に一生の瞬間である。もしくは小学校のプールの授業(おぼれた)。
ちょっとしたタイタニックですよ
カメラがとらえた決定的瞬間だ!と僕は興奮しているがこの興奮は一般的なんだろうか。
僕も人形も表情が変わる
なんどもチャレンジするがまったく思い通りに進まない。コントロール不能の乗り物に乗っている自分(板)を見ていると、風船おじさんの気持ちがリアルに想像できて焦った。
ほぼゴミと同じ動きをしている南アルプス天然水号の横を水上バスが通り過ぎてゆく。船ってすごい。
進むというより流されるマイボート
林くん人形の笑顔も引きつっている(ように見える)
水上バスすごい
この冷たい海に浮かんでられるカモもすごい
きらめく水面、そして座礁するマイボート
なぜか太陽が黒く写っていたり、フジツボだらけの岩場といい惑星探査機が送ってきた映像のようだ。
ハワイには着かなかったが、宇宙に行けたからいいや、そう思って納得しようと思ったがまったく納得できなかった。
冬向きの企画ではないね
この日、風が強くてたいへん寒かった。手を出してるだけで手が冷たくなって痛んだ。1枚写真を撮っては手をさすり、また撮っては手をさすりというマッチ売りの少女みたいな状態での撮影だった。ハワイに憧れる気持ちは強まるばかりだ。
水中でも撮れるカメラと水中モーターを手に入れて嬉々としてはじめた企画であったが、素直に考えたら夏にやるべきでしたね。