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ひらめきの月曜日
 
観音寺で金運上昇

■さらに神頼み

銭形砂絵を眺めただけでは、まだ足りない。

香川といえば四国八十八ヶ所めぐり。
その霊場のひとつ、観音寺市にある、その名も「観音寺」に行って、さらに金運上昇祈願をしてきた。

こちらの観音寺は四国八十八ヶ所の第69番に当たるが、同じ敷地内に第68番の神恵院(じんねいん)もあった。

同じ敷地内にふたつの霊場があるのは、四国八十八箇所では唯一なのだとか。

観音寺&神恵院の山門。
この通り、同じ敷地内にふたつの霊場があるのだ。 「移転しました」。お店の移転のようなカジュアルさ。
神恵院が見つからない!
あれ、ここ?
モダンなコンクリ打ちっぱなしの門をくぐると、神恵院の本堂があった。

 

■フンパツして金運上昇祈願

さて観音寺の本堂にて、神頼み。
この日は1月2日で、私の今年の初もうで。

私の場合、おさいせんといえばいつも5円。
それは「御縁があるように、ということで5円だ!」と親が言い張っていたため。
フンパツしてもせいぜい100円だけれども、今回はご利益アップを期待して千円を投入することに。

さいせん箱に札を入れるのはこれが初めてで、ちょっと緊張。
格子のすきまから千円札を入れると…箱の中に入る手前で、千円札が引っかかってしまった!
さいせんが入らないなんて、幸先が悪いような…。

棒で千円札をつついて箱の中に落とそうかとも思ったものの、お遍路さんが次々とやって来るので、さいせん箱に手をつっこむと不審者扱いされそうなのであきらめた。

初もうででは今年1年のいろいろなことを祈願するのだろうが、今回ばかりは「金運上昇」のみを、長い時間かけて祈願。
どうかどうか、よろしくお願いします。

こちら、観音寺の本堂です。
私としては大フンパツの千円を賽銭箱に…。
投入!(ちょっとドキドキ) ガーン!千円札がひっかかった!
まあいいや。金運上昇祈願!さいせんをフンパツしたんだからたのんます、という気持ち丸出しで。 関係ないけど、お遍路でおなじみの小坊主さんの看板。片手上げて案内バージョン。ごくろうさん。

 

■さっそく結果を…

銭形砂絵も見たし、観音寺にお願いもしたし…というわけで、さっそく金運上昇したかどうかを確かめるべく、お参りしたその足で、観音寺の納経所へ。

四国八十八ヶ所をめぐるお遍路さんが次々とやって来て、納経帳に印を押してもらっていた。
ここではお守りやおみくじの販売もしている。

ご利益に即効性があるのかはわからないが、とりあえずおみくじで運試しをしてみるぞ。

ちなみに去年のおみくじは「小吉」だった。
少なくとも金銭面に関しては、去年を上回りたいところだが…。

お遍路さんたちが次々とあらわれる。
納経帳を乾かすためのドライヤーがあった。 おみくじを引く。
さて結果は?

 

■もったいぶってスミマセン

おみくじを開くと、「末吉」の文字が目に飛び込んできた。

まず私が思ったのは「地味ですみません」ということ。
大吉だったらまだしも。
もし凶だったとしても、ある意味オイシイ。
しかし末吉とは…地味だ…。

しかもおみくじを読み進めると、内容もまた地味。

仕事面は
「地味で平凡な成りゆき」
愛情関係では
「ちょっと懐がさみしい気配があるので面白みはないが」
と、ひかえめに伝えてくれる文章が地味に金運上昇を否定している。


うわー、パッとしな〜い。 ひかえめに金運の下降を予言された。

 

■さらに金運試し

末吉という地味な結果にガッカリしながら、しかしある意味自分らしいと納得しながら帰宅。

さらに金運が上昇しているかを試すぞ。
年末に買っておいたドリームジャンボ宝くじ、バラで20枚。
いつもはバラで10枚買うだけなので、これでもフンパツして20枚購入。


今回は20枚。この段階では「もっと買っておけばよかった」と思っていた。 当選番号をチェック。

「もし高額当選してたら、コレ記事にするの止めた方がいいのかなー」
などと余計な心配をしながら、当選していないか確認していく。

皆さん結果は読まずともお分かりかと思うが、結果は300円が2枚の計600円。
宝くじを20枚買ったらまず当たるだろうという順当な額だ。

ホント地味な結果ですいません。

600円…引き換えに行くのを忘れるか忘れないかの微妙な額。

■結局のところ

去年がパッとしなかったため、今年に若干の望みをかけてこの結果。
今年1年パッとしなさそうだなーとクサっていたら、実家の母からメールが届きました。

「宝くじはあたらなかったから今年もコツコツ働いて頑張るね」

母は娘が香川まで行って金運上昇祈願をしたうえ、しょんぼりな結果を出したことは知りません。

お母さん、私もコツコツがんばります。

というわけで、自分も今年パッとしなそうだなーと思っている皆さん、一緒にコツコツ、低姿勢で災難をやりすごしながらがんばりましょう。

砂に書くよ、寛永通宝。

 
 
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