そして登戸
いや、読売ランド前に満足して帰ってる場合ではない。登戸を何とかして「仮面ライダーな街」に仕立て上げる。それが今回の使命なのだ。
「3駅先が仮面ライダーな街」というキャッチフレーズはどうだろう? その場合、各駅停車に乗らないと読売ランド前は通過してしまうので、「各駅停車で3駅先が仮面ライダーな街」とした方が親切か。
登戸駅には「音楽のまち・かわさき」という旗が沢山かかっていた。まずはこれを「各駅停車で3駅先が仮面ライダーな街」という旗に変える必要がある。1行では収まりきらないので、どこかで改行しないといけない。
「各駅停車で 3駅先が仮面ライダーな街」
とすべきか、それとも
「各駅停車で3駅先が 仮面ライダーな街」
とすべきだろうか。 後者の方が座りはいいが、前者の方が3駅先という事が伝わりやすい気もする。
どっちにしよう?
いや、そういう事ではない。 登戸自体に仮面ライダーとの結びつきを見つけないといけないのだ。
登戸、のぼりと、ノボリト、NOBORITO。 表記を変えた所でこれといったポイントは見つからない。
小田急線のホームからJRのホームに移動した。そして、駅構内に流れるアナウンスを聞き、あるアイデアがひらめいた。
登戸、という言葉の響きを仮面ライダーに結びつけたらどうだろう。
登戸の「と」の部分に仮面ライダーのかけ声を合成してみた。 のぼりトーッ!のぼりトーッ!
これを毎回流す事で、「仮面ライダーな街、登戸」として定着しないだろうか。
しないな。
あとは読売ランド前に住んでしまう、という手が残されている。登戸を見限って、「仮面ライダーな街」にふさわしい街、読売ランド前に引っ越すのだ。
東映生田撮影所跡地にほど近い場所に、空き部屋もあったし。