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ロマンの木曜日
 
こんにちはA380

いよいよ動き出す

9時近くなって、とつぜんA380が後退をしはじめました。どうやら、いよいよ離陸に向けて移動を開始するようです。

このとき、それまで後ろに隠れていた旅客機がジャンボジェットだったことが判明。改めてその大きさを実感しました。

少し後退したと思ったら、その場でゆっくりUターン。真後ろから見たときの翼の長さと、ぐにゃっと曲げられた付け根の造形が特に印象に残りました。


巨大旅客機のUターンを連続写真でどうぞ

こんな連続写真のように撮った覚えなんてなかったのですが、家に帰ってきてメモリーに入っているのを発見しました。たぶん本人そうとう興奮してたんだと思います。


いろんな尾翼が並ぶ空港ならではのかっこよさ

その後、A380はゆっくりと滑走路の方へ進んで行きました。今のところ日本に就航するかどうか未定なので、この後姿でしばらく見納めになるかも知れません。


また来いよな!

 

離陸しない?

ほかの飛行機と同じように、滑走路のいちばん向こうの端まで行ってから、こちらに向けて滑走して離陸するのかと思っていたら、途中で向きを変えてターミナルビルの裏に姿を消してしまいました。あれ、向こうには確か何もないはず。

帰国の準備がまだ終わっていなかったのかと思い、相変わらず雨も強いし、まわりの人々に続いて展望ホールの屋内でお土産を物色しながら時間を潰すことにしました。


こういうパネルで俄然旅客機に興味が出る かっこいいと思ってしまったルフトハンザのバッグ

「飛行機だけ縮尺が違う」という理由で購入を見送った プラモデル造りたいけど塗料揃えるのが大変なんだよね

ここまで離陸とか着陸とかかっこいい場面をたくさん見せられ、もはや頭の中は飛行機一色に染められているので、どれもこれも魅力的に迫ってきます。帰りの旅費を気にしなくていい羽田だったら、際限なく買い物してしまうところでした。

ここにいる本当の目的を忘れそうになったそのとき、窓際にいた人々が騒然となりました。

「あ、上がった!」


それまでも「セントレアの乗り継ぎがどうこう…」などとマニアックすぎる会話をされていた

急いで窓際まで駆け寄ると、遠くに上昇中の巨大な機影がかすかに見えました。しまった、見逃した!でも明らかに先ほどの滑走路とは方向が違います。

実は、関空は8月に現行の滑走路と平行して、ターミナルビルの反対側に第2滑走路がオープンしていたのです。それを知らずに第一滑走路ばかり注目していたため、第二滑走路に移動したA380は僕がプラモデルを買おうかどうしようか迷っている間に離陸してしまいました。

わざわざ関空まで来て、離陸の瞬間を見逃すという大失態。何てことだ、記事の半分は離陸の写真が占める予定だったのに。

仕方ない。今度は、乗ってやる。

大きい乗りものは最強

「大きなもの」と「乗りもの」が大好きな僕にとって、A380は最強と言っていいかも知れません。

日本に就航したらぜひ乗ってみたい飛行機ですが、国際線に乗る用事もお金もないので、国内線で使ってもらえないでしょうか。

さようならA380

 
 
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