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フェティッシュの火曜日
 
本当に怖いカボチャちょうちんを作る

カボチャ彫り職人になりたい、一瞬だけ

元となる絵を見ながら、マジックで下絵を描いていく。

くりぬくということを考えての白黒の地の反転やら、全部地続きになるような線のつながりやら、細心の注意を払いつつ描いていく。失敗してまた重いの買いに行くのはイヤだからな。


マジックは、実の表面の油?がついてなかなかに描きにくい。
こういうフォントあった。

確かに「魔除け」役を果たしてくれそうな顔になった。まあ、この幽霊が魔除けをしてくれる類の方かどうかわかりませんけれども。

デフォルメを拒否すると、どうしても線が細く複雑になる。さてどこまで彫り抜いていけるだろうか。


カッターで輪郭にそって切り、表皮一枚剥がす。
プラモデル用のノコで十分彫り抜くことができる。
バターナイフの柄で不要な削り跡を押し込めて落とす。
というわけでお道具、増殖。

ちなみに、細かい作業をするにはプラモデル用のカッターやノコ切りが最適だ。これらはホームセンターでは売ってないのでなかなか見落としがち。なぜ私が持っているかは、聞かないでください。

髪の毛などは、このように表皮を削るだけでよしとしよう。
深夜、暗い部屋で黙々とカボチャを切り刻む職人・・・。

最後にマジックのはみ出た部分をマニキュアの除光液で落として、さあ、ついに身も心も凍るカボチャちょうちんの完成だ。気付け薬などあればご持参の上、ページをめくってもらいたい。

 

 
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