「あの人」というのは福井さんのことだ。前回の「工場デート」で見事な工場夢想劇を形にしてくれた工場ファンタジスト
今回ももちろん彼女も参加している。前回の、コンビナートを舞台にしたまさかの恋愛物語には一同驚かされたが、今回はいったいどんな工場絵巻を見せてくれるのか。彼女の脳裏にはいったい何が写っているのか。
■そうきたか!
なんとヨガだ。「工場ヨガ」だ。「工場をじっと見ていたらひらめきました」とのこと。我々の予想を遙かに凌駕するドリーマーっぷりに度肝を抜かれた。なんでヨガ。
前回と同様、いずれもマウスで描いたものだそうです。すごいなあ。
工場の本も出版し、まあ工場鑑賞の第一人者を名乗ってもいいかな、と思っていたぼくだが今回はすこし考えさせられた。思わず声を上げて笑ってしまったが、同時に感銘を受けた。こういう見方があったか。 きっと世の中にはまだまだ興味深く工場を見ている人がいるのだろう。今後もそういう人たちと一緒に工場を巡ってみたいと思う。