早くも途方に暮れる
改めて海をみつめてみると、とてもコイが泳いでるとは思えない。出かける前は、コイがうじゃうじゃ泳いでる姿を勝手にイメージしていたのだが、よく考えてみたら海にコイなんているわけないじゃないか。
コイは海ではなくて池にいるんだよ。
そんな当たり前のことに気付きつつ、しかしそれでも一応、持ってきた塩分計でその場の塩分濃度を測る。
「4.25%」
海水は普通は3.5%くらいので、これはだいぶ濃い。
あっ、濃い(=コイ)。
塩分計の数値をヒントに
まぁつまり、かなり海だということが塩分計によりわかった。
また同じ海でも川から流れてきた水によって塩分が薄められてるところがあるに違いない。(汽水域というらしい)
ということは、どこが薄いかを見極めれば、コイが泳いでいる姿を目撃しやすいのではないだろうか?
というわけで、もう少し川に近いところへと移動してみた。 |