さんはい!
「さんはい」ってなんだ。きっと「(いちにの)さんはい」、だろう。でも、「いちにの」は言わない。口に出して言わなくても気持ちでなんとか伝わるのが日本人だからだ。
時間軸を図であらわすとこうなる。 赤が大北、緑が石川。×印が、それぞれストップウォッチをとめたタイミングだ。
0.61秒差。この記事で言いたかったのはこれだ。一方は「さん、はい、カチ」と1拍おいて押しているのに、「さん、はい」の「はい」で押している。
幼稚園の先生が「さん、はい、ありがとうございました!」と挨拶の音頭をとるのを想像すると、やはり一拍おくのが正解のように思う。しかしとっさに言われてそのリズムを思い出せるかどうかは人それぞれなのだ。
「さんはい」は危ない。一棹100万円のタンスを運ぶ際に「さんはい」はデンジャーだ。