●どうして紫が苦手なのか?
多くのデジカメは、光を光の三原色である赤と緑と青(RGB)に分解して捉える。
そしてその3つの色を混ぜ合わせることで、全ての色を表現している。例えば、赤と青が入り混じることで紫色が表現される。
一方、実際の光は、波長の違いによって色が変わる。
光は、波長別に分けると以下のようになっているらしい。
380〜430nm ● 紫
430〜460nm ● 青
460〜500nm ● 水色
500〜570nm ● 緑
570〜590nm ● 黄
590〜610nm ● オレンジ
610〜780nm ● 赤
青の上に紫があるのだ。
よって、赤と青が混じった紫なら、きちんと赤のセンサーと青のセンサーがその光を捉えることにより記録可能だが、直球で紫の光は、青のセンサーはともかくとして、赤のセンサーがその光を捉えることができず、結果として本来紫であるはずが、デジカメ上では青になってしまう…大雑把に書くとこんな感じだ。
詳しくは以下のサイトにとても丁寧に解説されているので興味のある方は読んでみてほしい。(けっこう難しいですが)
「 デジカメと紫色 」 |