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ロマンの木曜日
 
動物チラリズムに1日弟子入り

達人お勧めの動物たち〜上野動物園編

さて、上野動物園の動物たちをカメラ目線の写真の撮りやすさで3段階に分けて見てきましたが、最後に達人・やきそばさんの薦める「動物チラリズム」向きの動物とは一体何か?

まずはまるでモデルのように撮られ上手なこの鳥。


ヘビクイワシのチラリズム (岸川撮影)
ヘビクイワシのチラリズム (やきそばさん撮影)

ヘビクイワシという名の通り、ヘビを食べるのが好きなワシ。足が長くて顔も小さくてまるでスーパーモデルのよう。やきそばさんがとらえたこの表情も、完全に自分が可愛いことを知ってる顔です。

そして、このヘビクイワシとはまた別の意味でフォトジェニックなのがこちら!


動かない鳥・ハシビロコウ
そのドアップ

普段はじっとしていて全く動かず、魚を獲るときだけ機敏になるというハシビロコウ。確かにもの凄いインパクトです。

やきそばさんがおっしゃるには「1頭1頭顔の雰囲気が全く違うところが面白い。中途半端に毛が伸びてモミアゲがもじゃもじゃになってるのもいるんです」とのこと。ちなみに写真のハシビロコウは「ハトゥーウェ」という名前だそうです。すみません。私には区別がつきません。

ちなみに全くの余談ですが、このハシビロコウ、閉園前にじっと見てたら…


おい、帰るぞ

自ら進んで小屋に帰るハシビロコウ

肩を抱かれて中に入っていきました

あまりに人間らしい動作と見事なカメラ目線で、もはやハシビロコウが人間にしか見えなくなってしまいました…。格好いい。

園内にいたハトの写真まで撮ろうとするやきそばさん

動物チラリズムまとめ

というわけで、動物のカメラ目線の写真を撮る時の主なポイントは次の通り。

○動物のエサの時間帯を見極める
○カメラは望遠のついた普通のデジカメ
○撮りにくい動物と撮りやすい動物を把握
○顔ばかり撮らない・口開けもお勧め
○バッテリーの予備を忘れずに

動物をじっくり眺めてシャッターチャンスを狙う動物チラリズム。試してみるといつもと違った動物の一面が見えてくるかも。


 
 
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