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フェティッシュの火曜日
 
ほくほく線の車内でこしひかりを配っていた

いい路線だと思います

さて、十日町で引き返し、旅も終わりでございます。
帰りは、ゆめぞら号という「シアタートレイン」なるものに乗ってまいります。


土・日・祝日およびGW・夏休み・冬休みに運行。
この日は大熊社長みずから車掌として乗り込みます。

このシアタートレイン、ほくほく線にトンネル区間が多いのを逆に利用して、暗くなった車内にCGの映像を映し出すというもの。5箇所のトンネル内で上映される。そうか、退屈なトンネル通過時にはそういう手があるか。

この日は記念日なので、平日だが特別に運行していた。平日にもかかわらず、子供から大人までたくさん人が乗って活気があった。


壁に妙な装置があると思ったら、映写機とスピーカーだな。
このように普通の車内が・・・

トンネルの中ではこうなる。なかなかにきれいだ。

↓ 動画はこちら ↓

日常の足がこんな列車になっている、というのは想像できないがどんな気分なんだろう。少なくとも遠地から来た者にとっては「遠くに旅に来たんだなあ」という思いは強まるばかりだ。


ほくほく線コネタ・その4
途中の美佐島駅はトンネルの中にホームがあるが、列車通過時の風圧が激しいのでホームは普段立ち入れない。降車時は2分以内にホームから出ないといけない。

 

大熊社長とお話させていただいた。ほくほく線は地元の熱意に支えられているが、沿線の人口密度は少なく、路線内での移動は少ない、だから遠方からのお客をもっと増やしていきたいとのことだった。

東京から越後湯沢ではくたか号に乗れば、金沢までショートカットで行ける。地方の路線にしては遅くまで運行しているので、東京駅を21時に出ても犀潟にその日のうちに着く。JR東・西日本相手に、がんばっているんだなあと思う。

いや、ほくほく線の広報担当ではないが、こういう路線ががんばっていると頼もしいのだ。「そこに行く楽しみがいつでもあるんだな」とほっとするわけです。

> 北越急行 <

北越急行の10週年イベントは今後も続きます。詳しくはWebサイトをご覧ください。

北越急行の皆様、齋藤様、ありがとうございました




 
 
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