|
麺をあれこれ用意してみました |
先日、某テレビ番組で、雑穀米が取り上げられていた。「あわ」やら「ひえ」やら「麦」やらが何種類も入ったごはんを、若い女性リポーターが「うわあ」と感激しながら食べるのを見ていて、感慨深いものがあった。
それというのも幼少時、我が家のごはんには押し麦が入っており、それを弁当に持参したところクラスメイトから「うわっ、ごはんにゴミ混じってる!」と侮辱された経験があるのだ。小1だった私は、いたく傷付いた。
そんなトラウマ話はともかくとして、雑穀を何種類か混ぜて食べることが立派な市民権を得たいま、そろそろ新たな「混ぜ食い」に挑戦してみたいと思う。麺だ。
雑穀は、健康に気を使う人が好んで食べるものだが、今回試みる「混ぜ麺」には、そのような目的が一切ない。あるのは、ただ好奇心のみである。
(高瀬 克子)
|