デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


ロマンの木曜日
 
あのCMの凧をあげたい

凧を組み立てる

さて、肝心の凧の組み立て作業だ。
作成キットには必要な部品があらかじめセットされていて、説明書に従って組み立てるだけなのだが、それがなかなか大変だ。
試しにいくつか作ってみたところ、ひとつ組み上げるのに5分ほど掛かってしまった。
単純計算で、全部仕上げるのに200分かかってしまう。
凧を揚げるのは、明日だ。
間に合うのだろうか。


糸を通す穴に…

補強のシールを貼り、

竹ひごを合わせて

紙で止める

 

疲れる

延々と作業を繰り返すが、進む速度は遅い。
ひとつあたりの時間は3分ほどに短縮されてきたが、いくつか作っては休憩してしまうので、なかなか終わりが見えない。
しかも、果たしてこの凧はきちんと揚がるのかすら確かではない。
デイリーポータルZの凧企画では「揚がりませんでした」というのが 多かったような気がする。
40枚も作って、揚がらなかったらどうしよう。
ついついそんな風に、後ろ向きな思考になってしまっていけない。
深夜に一人での単純作業はあまりよくない。
連凧作りというのは、これは一人でするものではなく、きっとクラスのみんなで作るものだ。


終わんないのだ

 

遅くまで作業し、翌日

真夜中まで作業して、おおまかな部分の作成はなんとか終了した。
あとは現地で糸を通すのみだ。
翌朝は驚くほどの晴天で、風も強く、絶好の凧揚げ日和になった。
どうやらこの僕に、神様が微笑みはじめたようである。


凧揚げ場所の代々木公園に到着。いい天気だ

 

糸を通す

現地に到着し、凧に糸を通す。
連凧の、凧と凧の間は1mにするよう説明書には記されているので、それに従い糸に1mごとに目印をつけてから凧に通すのだ。
今回の凧は40連なので、40mの糸に目印を付けていかなければならない。
風で糸が絡まり、とても大変な作業であった。
そういえば、以前も糸で苦労した。
僕はそういう運命なのだろうか。


1mごとに目印をつけてゆく

絡まっちゃって、イライラしちゃうな

 

できた

絡まる糸に翻弄されながらも、なんとか凧に糸を通し終えることができた。
めでたく青雲連凧の完成である。
あとは、揚げるのみなのだが、さてさて、ちゃんと揚がるのだろうか。


できた。凧40枚

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.