テイスティング
ところで、マックスコーヒーとはどういう味か? 冒頭にも述べたが、その特徴は「とにかく甘い」だ。 したがって、その甘さを表現できているか?がひとつのポイントである。
さて、ではどんな味になったのか。
うまい!! マックスコーヒーうんぬんはともかく、自分で調合したドリンクとして普通にうまい。毎朝飲んでもいいと思った。
では、どれだけマックスコーヒーに近づくことができたか、本家の方をテイスティング。
おいしい…
本物は自作のものよりさらにワンランク甘かった。 それもコクのある甘みだ。おいしい。 この甘さは、練乳だろうか。 (マックスコーヒーには練乳が入っている)
上の写真だと、あまりおいしくなさそうな表情にも見えるがそうではない。久しぶりに飲んだ故郷の味に、感慨深くなっているのだ。
糖度チェック
砂糖の量を増やせばもっと近づくのかな?とも思ったが、その前に。
当サイトでは毎度おなじみ、測定器具の出番である。 今回登場する測定ツールは、「糖度計」だ!
測定は、矢印の部分に液体を乗せて測る。 まずは私が作った擬似マックスコーヒーを。
11.6%という数値が出た。 続いて、本物マックスコーヒー。
11.7%。 数値の近さに自分でも驚いた。 味は微妙に違ったが、糖度的にはかなりいい線行ってる。 ただし液体部分に注目すると、色がかなり違うことに気付く。 私が作ったのはカフェオレの色だ。
ノーマル・コーヒーの糖度は?
となると、今度は普通の缶コーヒーだとどれくらいの数値なのかも気になってくる。
比較用として買ってきたのはジョージア・オリジナルという缶コーヒ−。
うむ、低い。9.2%。 たしかに、糖度計の数値的にもマックスコーヒーが最も高かった。
さすが、マックス。
マッドマックス
というわけで、小学生時代に編み出された技は、正確にマックスコーヒーの味を再現していたわけではなかった。が、飲み物としてはとても美味しいのでわりとオススメです。
“マックス”という響きはどことなく渋い味を連想させるが、それでいて最大限に甘いってところが面白い。マメな性格だからという理由であだ名が“ジャック”になった人(ジャックと豆の木より)と、響きのかっこよさという点で似ている。