使ってないもの その3 ドアノブ
すこし年季の入ったこの箱、あけてみると…。
ドアノブである
実はこれ、父親の遺品なのだ。たぶん父も「いつか使うだろう」と思って買ったのだと思う。他界したあと物置を整理してたら出てきて、僕が「いつか使うかも」と思ってもらってきた。
親子二代にわたる「いつか使う」だ。
二代にわたって使う機会がないのもすごい。もう捨ててもいいんじゃないかと思うが、手に取ってみるとずしりと重くて手応えがある。
なによりドアノブだけ持つのが面白い
父親が捨てられなかったわけがなんとなくわかる。なにもないのに鍵を開けたり閉めたり。これはドアにつけて使うのではなく、ドアノブだけ持つ違和感を楽しむものなのではないか。
じゃあこれは使ったので(使ったよね!)最後のアイテムに移ろう。
その4 エアーペン
ぺんてるから出ているエアーペンという器具だ。ノートに書いた文字がそのままデータとしてパソコンに取り込める。すごいでしょ。
これはいままでとは違います
これは使い道がなくて使わなかったのではなくて、夏休みに旅行中に旅先からオール手描きホームページを送ろうと思って準備していたものだった。
なぜやらなかったかというと、忘れたから。家に。旅行のときに。
付属のボールペンでぬいーっと描くと
こんなデータになります。