なんとなくてもちぶさたで爪を切った。つめきりはどこにあったか。あった。そしてここで「転」。このするどい刃物を自分の体に。よく考えればわたしは今、刃物を体に入れてるのだなあ、と思いながらパチンパチンと切った。わたしはわたしを切る。そして爪は短くなる。そういう結末でいつもどおりだと思う。
おもしろいマンガも、読みすすめれば終わってしまう。ありがとう藤子先生、おもしろかったよ、と一番最後まで読んだところで「つづく」の文字。わー、つづきがあるとは。さすが藤子先生。よかったの結末。漫画はいつもよい結末。