操る部分の作り方
身代わりとして活用するためには、本人と同じ動きができなければならない。
本人と同じ動きとは「歩く、座る、寝る」の三つしかないうえに、このうち2つはそのままでも可能だから、残りの1つ「歩く」ことが出来るようにしたい。今回はオーソドックスな糸で吊る方式を採用した。
以下はその制作手順である。
という感じでこの方法は失敗した。駄目さ加減が本人そっくりという点は評価できるが、これではあやつり人形にならない。
それ以外にも
という三重苦。特に撮影は難しく、フレームイン出来るのは百年に一度と言われている。
これではどうしようもないので別の操作方法にしよう。
棒で操作バージョン
必要な材料をハンズで買ってきて、すぐに2号の完成。
吊す部分を切れないように包装テープを輪状にしたものにして、重要な操作部分は棒にした。 これで糸が切れて落ちる心配もなく、操作もしやすくなった。
手には25cmのアクリル棒
足には50cmのを付けた。計759円。
ただしこのタイプは一人で動かせないので(前回のも動かせなかったが)歩かせるには協力者が必要だ。
右半身と左半身で二人、あと本体を吊す係で一人の計三人いれば十分。さっそくその人数を集め、撮影しよう。
協力者がいませんでした
忘れてました。僕には協力者がいませんでした。
いちおう脈ともいえないような全人脈を尽くして協力者を募ったりもしたが、耳かきでほじくれる程度の人脈では無駄だった。
この欠陥を直すのに必要な材料は何か、と考えたがこれを解消するようなものはハンズで売ってない。