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ちしきの金曜日
 
長崎の幽霊坂

真横から見ると

幽霊坂を真横から見た写真を撮った。
三脚に水準器をつけて、キッチリ水平になるように撮影。

その写真が以下。
けっこう微妙なので、よく目を凝らして見てほしい。


真横から見た図
(赤矢印はボールを転がした位置)


なんと、登り坂だと思っていた坂は、
微妙な下り坂だったのだ!

右側の道路が微妙な下り坂になっていて、目の錯覚を引き起こす。

隣にある道路が緩やかな下り坂になっているので、それよりさらに角度がゆるい坂が登り坂に見えていたのだ。

わかりやすいように、水平線を引いてみた。
(下の画像をクリック)


ほら…!  (画像をクリックすると水平線が出ます)
黒:水平線、赤:斜面の角度  

あ、あれ・・・・・・・・・???

 

よく見るとやっぱり登り坂になってるな…………。

(書いててだんだん、鳥肌立ってきた。。)

 

え、えっと、
では最後にもう一度、問題の映像をご覧ください。


幽霊坂まめ知識

幽霊坂の傾斜はほんとにゆるやか。かつ、下はアスファルトでけっこうデコボコしているので、小さな玉だと摩擦抵抗で転がらない。相対的に摩擦抵抗を減らすためには、大きい玉を使うのが有効のようだ。

摩擦抵抗により、うまく転がってくれないこともある

ちなみに、今回の実験に使用したのは100円ショップで買ってきたちょっと大きめのボール。最初だけちょっと勢いをつけてやるとコロコロとよく転がった。

ところで、真横から見ても登り坂に見えたのは、たぶん草が生えてたからそう見えただけだと思います。あるいは微妙に水平が取れてなかったか。(そう信じたいです…)


 

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