そうそう、これこそ中華丼だ!
一軒目からこれぞ中華丼といううまい中華丼にめぐり合えました!
1ページめの写真と比べてみてください。あんなの中華丼でもなんでもないっすよ! ここの中華丼の特長は『熱い!』とにかく熱い。時間が経っても熱い。おそらくうえのあんかけが熱を封じ込めているのだろう。 なるほど、中華料理を語るうえで『熱い』というキーワードはとても重要のようだ。 具は白菜とたけのこがメインで脇を豚肉やにんじん、たまねぎなどが固め、アクセントとしてうずらがある、という感じ。白菜とタケノコはどちらも食感が良い。適度に歯ごたえがあって、それがとろとろのあんとベストマッチングなのだ! [具DATA]
豚肉、白菜、にんじん、たけのこ、キクラゲ、玉ねぎ、きくらげ、うずら
このお店から得た中華丼の定義メモはこんなところだろうか。
(僕の思う)中華丼の定義メモ(ver.2.0) ・中華丼は熱い!
・食感のある具材を必ずひとつは使うこと。
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中華丼を食べていて、中華丼には弱点があることに気づいた。 それはカレーやマーボー豆腐のような辛さもなければ、
ラーメンやうどんのようなダシのコクを楽しむようなものでもない、ということだ。 このあやふやな目的性が中華丼を微妙なものにしているような気がする。 このままでは中華丼はカレーやラーメンのような国民食にはなれない。 例えば、カレーうどんのように『カレー味の中華丼』というものがあれば少しは歴史が変わる気がするが、そんなものはないよな……。
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