上記のようなもののいくつかの要素が加わってはじめて中華丼と呼べるのではないか。しかし書き上げてみて思ったが、例えばうずらのたまごが入ってなくてもおいしい中華丼はあるし、海鮮類が入ってなくたっておいしい中華丼もある。 つまり、 『中華丼の定義は牛丼や天丼に比べあいまいである』 ということが言えそうだ。例えば牛丼に牛肉が入っていなければクレームをつけることができる。しかし、中華丼にエビやうずらのたまごが入っていなくても「これがうちの中華丼です」と言われて出されてしまえば文句は言えない。 つまり中華丼とは中華料理屋の主人の采配にある程度任せないといけない料理だと言える。店との信頼関係が必要なのだ。そして件の“しょぼい中華丼の親父”はその信頼関係を裏切ったのだ。 だから、しょぼい中華丼はしょぼいカレーやうどんより腹が立つわけだ。 ちょっとオーバーぎみな表現が続いてますが……
と、言うわけで中華丼の件について僕が何をすればいいのか分かった。
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