日本を代表するディーバたちが舞萩の為に歌う
冒頭でも少し触れたが、舞萩は高音に強く反応を示すというので、今回は女性シンガー限定で実験してみる事にした。「舞萩の為に歌う」と見出しをつけたが、もちろん本人が生で歌う訳ではない。前ページの装置の通り、ディーバたちのCDを舞萩の近くで演奏するのだ。
ディーバたちの中でも低音と思われる人の歌から聴かせ、徐々に高い歌声へとシフトしていく事にした。目論みでは、声が高くなるにつれ舞萩の踊りが激しくなっていくはずである。
1曲目 山口百恵「ありがとう あなた」
1975年に放映されたドラマ「赤い疑惑」の主題歌である。あとどのくらい、生きられますか。とシリアスな歌詞を百恵ちゃんが見事に歌いあげている。昨年、この「赤い疑惑」は石原さとみさん主演でリメイクされた。
そんな「ありがとう あなた」に舞萩はどう反応したのか? 1番の終わりまで動画で記録したのでご覧いただきたい。
尚、大人の事情で楽曲の演奏を流す事が出来ません。CDをお持ちでしたらご自分のPCで流しながら見ていただければ幸いです。また、微妙な舞萩のダンスを分かり易くするため、3倍速でお送りいたします。
2曲目 中森明菜「難破船」
中森明菜、1987年の作品である。作詞作曲は加藤登紀子さん。失恋に苦しむ女性の心を描いた名作である。みじめな恋を続けるくらいなら、別れの苦しさを選ぶ。そんな彼女は、そう、愛の難破船。
そんな悲しい女心に舞萩はどう反応したのか?
3曲目 松田聖子「青い珊瑚礁」
1980年のデビューから、常に第一線で日本の音楽界をリードしてきた松田聖子。1980年7月にリリースされたこの「青い珊瑚礁」は2曲目のシングルである。
あなたが好き!とはしゃいだ私はLittle Girl。南の風に乗って走る私の恋。やさしい目をされると涙がこぼれる。
そんな乙女心に舞萩は気付いてくれるのか?
4曲目 天童よしみ「星になったジョニー」
水商売で働くアタイに優しくしてくれたジョニーが死んでしまった、という歌のようです。
空からアタイが見える? ジョニー。 そんなアタイの気持ちは届くかしら、舞萩に。
5曲目 華原朋美「I'm proud」
高音ボイスが魅力な華原朋美。自身最大のヒット曲がこの「I'm proud」である。曲の作者である小室哲哉氏によれば、この曲のイメージは「風と共に去りぬ」。風と共に去ってしまう程なので、それはもう荘厳な曲なのだ。
そんな華原朋美の荘厳な高音に舞萩はどう反応したのか?
6曲目 浜崎あゆみ「evolution」
あゆである。何でこの曲なのか? それはブックオフにこの曲しかなかったからである。こんな地球に生まれついたから君に出会えた。wow yeah wow yeah。こんな時代に生まれついても何とか進んでいく。wow yeah wow yeah。
そんな舞萩はどんな地球に生まれついたというのか?
いよいよ最後のディーバの登場である。舞萩歌合戦の大トリは、今までのディーバの誰よりも高音を出せる人物。この人の登場だ。
女性の音域を歌う声楽歌、米良美一さんである。 この人の高音ならば舞萩は踊りまくるに違いない。映画「もののけ姫」の主題歌を流してみた。
生きろ!
以上で舞萩歌合戦は終了である。 豪華なラインナップに、舞萩もさぞお喜びの事であろう。
全部で7名のディーバが舞萩に挑んだ訳であるが、いずれの踊りも微妙なものであった。オザキフラワーパークの店員さんが言っていたように、動きはピクピクと小さい。しかし、舞萩は確かに音に反応して動いた。それだけでもやっぱり並の葉っぱじゃない。
参考までに実際の速度では舞萩はどのように動いていたのか。映像を載せておきますので、以下、お時間のある時にご覧下さい。BGMは「もののけ姫」です。