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ひらめきの月曜日
 
お菓子の景色を写生する


印刷物写生ならではのズル

さて、アルフォート。やってみるとこれがずいぶん難しい。

ひとかけらを取り出してじっと見つめて描いていたのだが、カントリーマアムのときのようにパッケージではなく、チョコレートそのものなのでものすごくいい匂いがする。

ぱくっ。

しまった、うっかり食べてしまった。


なにしろ、美味しそうなのだ

描きながら、もう3個ぐらい食べてしまっている。やばい、このままだとモデルがなくなってしまう。

しかも今回買ったのは「アルフォート ミニチョコレート」。通常のアルフォートよりもやや小さめで見づらい。これは失敗した。

どうにも描き進まず、奥の手を使うことにした。パッケージに掲載されているアルフォートの写真を拡大コピーしたのだ。


これを見ながら描く

野外で船を見ながら描いていたらまさか描写大にコピーすることなんて無理なわけで。屋内写生、万々歳である。


よぼよぼではあるが、描けた

さらに彩色。カントリーマアムのときは想像で色をつけたが、今度は見たままに色を塗ってみた。


完成。タイトル「アルフォート」

何もいうな。私としては、「美味しそうな船の絵が描けた」という状況に満足である。


クワドラスティーニという難しい名前の輸入貸しの景色は
名前同様絵も難しかった。でもお菓子は美味しかったよ

実は、今回私の最も写生したかったお菓子のパッケージはロッテのチョコレート菓子「霧の浮舟」だったのだ(検索:霧の浮舟 チョコレート)。茶色いパッケージの中にうかぶ船の風景をご記憶の方も多いと思う。ザ・いい景色。

が、探してもない。慌ててロッテさんに確認したところ、現在は販売していないことが分かった。ショックだ。

ついでにぜひ再発を、とお願いしたところ、貴重な意見として担当に伝えてくださるということだった。もしいつか売り場で見かけたら、ぜひ描いてみたいと思います。

最終的に額縁に入れたのは、拡大コピーしたアルフォート


 

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