んで昨日、古い料理本を呼んでいたら、「西瓜糖のつくりかた」が載っていたのです。
西瓜糖!!
「西瓜糖の日々」という小説がありますが、実際の西瓜糖は食べたことがありません。
ああ、きれいな言葉。
スイカトウ、ですよ。イン・ウォーターメロン・シュガーですよ。
英米文学大好きっ子的には萌え萌えですよ。
いったい、どんな味なんだろう?
そんなわけで、作ってみることにしました。
まずは何はなくともスイカ。
ざくざくきざんで、
ジューサーミキサーを用意。
今、話題のシンプル輸入家電、ビックカメラで2580円で購入したマシーンです。
スイカ投入。スイッチオン! 種もいっしょにくだきます。
おお、ジュースになった。
……スイカって、ほんとにほとんど水分だな、ということが判明。
なめてみると、形のないスイカって、曖昧な曖昧な、うす甘い味。ぶっちゃけ、まずい……。
それを、ナベで煮詰めます。
ぐつぐつ。
ぐつぐつ。
煮詰まりました。
……文献には「カラメルのようになる」と書いてあったんですが、どう見ても韓国の味噌、コチュジャンそっくり。
英米文学というより、どっちかっていうと、プロレタリア文学って感じ。
ジュースにした際に、カスをこしたほうがよかったのかしら……と反省しましたが、もう遅い。
かわいいっぽい瓶に入れても、やっぱりコチュジャン。
ヨーグルトに入れても、やっぱりコチュジャン。
混ぜて食べると、
それなりにうす甘くて、食べやすくていい感じには、なりましたが。
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