肉球コレクション
これでかなり疲れは抜けたか? それでもまだまだ容赦なく猫はいる。
そこで、猫の魅力の一つである肉球をコレクションしてみよう。
私の手を足蹴にした猫、名前は「いくらちゃん」。 ノドをいじると面白いようにゴロゴロと鳴らす。 でも調子に乗ると足蹴にされる。まったく猫の心と秋の空ってやつだ。
猫にすがりついたり抱きついたりしまくっていたら女性に声をかけられた。 「猫を抱く人の絵を描くために写真を撮りに来たんです。モデルになっていただけませんか?」とのこと。 マジですか。後悔しませんか。
絵の仕上がりは秋頃になるそうで、できたら写真を送ってもらう約束をした。
寝る子は育つ?
それにしても猫はよく寝ている。ネコの語源は寝子という説があるが、かなり有力だと思う。 その中でも注目してしまうのは「ひらめちゃん」。大きすぎて持ち上げられない、なんと11kg。
猫は人差し指に反応する?
前に読んだ猫マンガ、What's マイケルの中で、人差し指を出すと猫がニオイを嗅ぎに寄って来て、ハミガキ粉のニオイを嗅がせると逃げるというシーンがあった。
実はハミガキ粉を鞄に忍ばせていたのだけれども、店内では飲食すら禁止なので許されないだろう、それに猫が嫌がることはやめておこう、と、指を出して近寄ってくれるかだけテストした。
嗅ぐ。 この方法は街でみかけた猫をおびき寄せるのにも使っている。 なぜ指のニオイが気になるのか? 店内でレンタルしていたニャウリンガルを使って、猫に質問すれば答えが聞けただろうか。
膝ハンター
空いている膝は許せないとばかりに、ベンチに座るとすかさず膝に乗ってくる猫がいた。 その名も「なまこちゃん」。シンガプーラという種類の細身のコだ。
この後抱きしめたのは言うまでもない。
少し書いてきたのでおわかりかもしれないが、こちらの猫はみんな海を関係とした名前が付けられている。 私は以前飼っていたハムスターに「あそぶちゃん」と「ねむるちゃん」と命名したのだが、ネーミングセンスはどちらが秀逸だろうか。
猫写真、大放出
大量に撮ってきた猫たちの写真を眺めて、あなたの心も安らげば幸いです。
さて、そろそろ帰りましょうか。 粘着シートのコロコロで猫の毛を取って、取って、取って……。 猫の毛は恐ろしいほど服に付きます。
ああ、やっぱり楽しい猫まみれのお店。心のヒーリングスペース。 浮かれ気分で家路につきました。
浮かれすぎて、帰りに寄った店のコックさえユニークに見えた。
猫だ!PARK 千葉県安房郡富浦町青木177-1 TEL.0470-20-4125