デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示


ちしきの金曜日
 
いろんな国のお札を研究する

野口英世や福沢諭吉は威風堂々。
でも他の国の偉い人の堂々っぷりも興味津々。


 外国のお札は面白い。旅行時に手に入れた手垢にまみれたお札は、他人へのお土産にしたらひいちゃうのでよくないけれど、自分にはとりあえず余ればいい土産になる。

 表にはその国のえらい人の顔があって、裏にはその国を代表する景色だったり、絵画っぽいのがあったりする。安い札では100円以下、10円以下なんてものもある。それでその国の記念切手とかにも劣らないものが得られるのだからと、どっかの国に行く度に小銭をコレクションしている。

 そんなこんなででいろんな国の紙幣が集まった。その中で米ドルとかユーロとか有名なのはおいといて、それ以外の通貨を見てみて、お札研究をしてみたい。紙幣を見て、全世界のえらい人の風貌とか表情を学びたい。ひげの蓄え方とか。

ライスマウンテン

お札の表面で世界の偉人巡り…のはずが。

まずは表面から、諭吉さんよりも偉大な人は何処に。偉人なんで、コメントには注意して大切に扱いたいと思います。


おとなり韓国。李滉という16世紀の儒学者。これから見るお札ラッシュを見ればかなり日本に似て日本人から見れば落ち着いたものに見えるはず。立派なひげだ。

モンゴルのお札、5000トゥグルグ札にはチンギスハーン。
彼のひげも堂々としている。微妙に目がうつろだ。

ベトナムの父ホーチミンが書かれた200ドン札。このおじさんもやはりひげが立派だ。アジアで偉人になるには立派なひげが必須なのだろうか。

中米はグァテマラの1ケツァル札。こちらの偉い人はちょびひげが基本か

中米はニカラグアの10コルドバ札。難しい表情をする偉い人。ひげはない。ややヨシダプロ氏のような画風が気になる。

と、人物を紹介したのだが、手持ちのお札を確認すると、どうも人でないのが表に鎮座しているのも多いのに気づく。


中米グアテマラの0.5ケツァル札。古代文明の神様っぽい。ひげはない。当たり前か。

香港の100香港ドル。獅子っぽいから、人じゃないだろう、多分。

南アジアのスリランカの10ルピー紙幣には両生類っぽい神様(?)。 人じゃない。

同じくスリランカの20ルピー紙幣。お祭りの仮面っぽいのが。ひげもあるわけない。

表に偉い人がいるのが当たり前の思っちゃうのは間違いだった。裏にも新たな発見があるのか?次ページで解明します。


 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ

 
Ad by DailyPortalZ
 

アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation