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フェティッシュの火曜日
 
加工食品を解剖してみる

チーかまのアレの量が知りたい

次は「チーかま」、チーズかまぼこの「チーズ」の量を研究してみよう。


品名は正しくは「ケーシング詰特種かまぼこ」。なんだか免許でも必要そうな名前。

手でもはがせるようテープがついていたが、ここはぜひメスを使いたい。

こいつはさすがに横にスキャニングしていたら大変なので、縦に切る。

こいつも元は魚だったので「魚の解剖」には違いないが、妙にくねくねして切りにくい魚だ。


縦にすーっと。 小さい刃物で切る面白さ、というのがあります。
縦にスキャン。
たくさんスキャンしたらなんだか生物みたいに見えてきた。
チーズ!憧れのチーズをこそげ取る。

そういえばこのチーズってなんだろう、と袋を見たら「プロセスチーズ」と書いてあって突き放された気分に。当世ならば「カマンベール入り!」とか媚びられてもおかしくない。さすがは5本で198円だ。

いや、けなしているわけではない。これはこれで好きなのだ。その好きなチーズだけをぜいたくに取り出してみました。しかもごろっと一つにまとめてみたのがこちら。


脳?

左隣に米粒を置いてみたのだがわかるだろうか。精巧な電子ハカリを持ってないので何グラムかわからないが、親指の先っちょくらいの体積だった。一気に食べたら、すごく甘じょっぱかった。


解剖の結果、チーかまについてわかったこと:

・品名は正しくは「ケーシング詰特種かまぼこ」
・1本あたり親指の先っちょくらいの量
・チーかまは、そういえば魚と牛の合作だ

この断面を!この目でいつかは!

最後に。今回はもう一つ、ソフトキャンディ「すっぱぷっちょ」の解剖をしたかったのだが、キャンディなだけに、切るとき溶けはじめてべとべとになってしまい、解剖できませんでした。

次はウォーターカッターでも用意します。

こうやって細部を細かく見るのに「解剖」というテを使うのも、学究欲をそそって面白いかもしれません。


 

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