叩きすぎた
食べるのに難儀するほど硬くなるなんて、さっぱりワケが分からない。考えられるとすれば「調子に乗って叩きすぎた」ことくらいだ。タコが痩せ細ったり、皮が破けるほど叩くべきではなかったのかもしれない。
そういえば、星野知子さんのエッセイには、ギリシャのおじさん談として、こんなことも書いてあった。
「今は壁に打ちつける以外に洗濯機で回したりもする」
…洗濯機。一気にソフトになったものだ。どうやら、やはり叩きすぎだったようだ。
次にタコを買ったら、もっと優しくソフトに叩きたい。
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叩きすぎたタコは、煮てもやっぱり硬かったのでした |
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