刑部さんインタビュー@メール
続いてはネットのお笑い仲間の刑部さん。遠方にお住まいなのでメールでインタビュー。写真もご本人に撮っていただきました。
−−お名前を教えてください。
死刑の「刑」に部長の「部」で刑部(おさかべ)です。死刑というと笑われたり怖がられたりしますが、刑事の刑と言うと、警察の「警」で「警部」と書く人がたまにいるので、死刑の「刑」が一番わかってもらえるんです。
−−読み間違いをされることも多いのでは?
「けいぶ」、「ぎょうぶ」が多いです。刑を「刊」と見間違って「かんべ」と言われることもあります。ちなみに、書き間違いは圧倒的に「形部」が多いです。親友からの手紙が「形部」になっていた時は少し悲しかったです…。
−−かなりレアな名前ですよね?
同じ市内で電話帳に載っているのは確かうち1件だけです。
愛知の方に多い名前だと聞いたことがあり、名古屋の知人に聞いたら「そんな苗字聞いた事がない」と言われました。
苗字のサイトで検索すると日本全国では882世帯。全国で1〜2世帯しかない苗字もたくさんあるので、珍名としてはまだまだだと思います。
−−その他、名前にまつわるエピソードを教えてください。
「おさかべ」という妖怪がいて、水木しげるさんの妖怪事典にも載っていました。あと、日本史の教科書に必ず載ってます。刑部省(ぎょうぶしょう)とか刑部親王とか。横溝正史の「悪霊島」に「刑部島」が出てきます。妖怪だったり悪霊島だったり少し不気味ですが少し自慢です。
刑部さんの「珍名としてはまだまだ」ってコメントが面白いです。市内に一件しかないって。十分ですよね。 |