ダジャレの記録が始まったのはいいのだが、記事の冒頭にも書いた通り、現在は実家から離れて暮らしている私。父のダジャレを直接自分で記録することはできない。
そこで白羽の矢が立ったのは母。事情を説明して、ダジャレを記録してメールや電話で教えてくれるように頼む。
母「あー…ああ、うーん、うんうん……うん…」
一応の受諾とあきらめとが入り混る曖昧な返答。とにかくそういうことでよろしく、としか私にも言えない。
【状況】
名前を知らなくてもその美しさはわかる
最後のは少々解説が必要だろうか。「おしまい」と「おシュウマイ」とをかけているのだ。
そう説明文を書いて、ダジャレの解説をするほど情けないことはないと気がつく。読んでいる方の中にはそろそろ怒り出す人もいらっしゃるだろうが、もう少し我慢していただきたい。
我慢したところでそれに対する対価があるかは保障できないので申し訳ないのだが、できたら辛抱してほしい。
●美しい自然の中をダジャレハイキング
両親の趣味はハイキング。先日も栃木県の方に行ってきたらしいのだが、早速その晩、母からメールが届いた。
せっかくの好天に水を差すようなダジャレ。それに負けずにダジャレを書き留める母の姿を思い浮かべると、本当に申し訳ない気持ちになってくる。
朝から飛ばしている父だが、ハイキングに出かけてからもますます好調だったようだ。
超クール。周りの人の心が超クール。
黙々とメモを取り続けたであろう母。普段から母は父のダジャレには辟易していて、決してわざとらしく笑ったりはしないのだが、そういう愛のかたちもあるのかもしれない。
言ってることもだいぶ適当になってきた。まだ続くのかと思う方もいらっしゃると思うが、きりがないので次ページでおしまいにしたいと思う。