まずは、ここに隠すのは絶対無理だな、という書棚から。
太宰治全集第7巻の代わりに「セーラー服とオレの機関銃」だが、全集ものは装丁が揃ってしまっているのでバレバレである。
続いて「作家伝・作家研究」棚の「芥川龍之介」コーナーだ。
「芥川龍之介論」→「セーラー服とオレの機関銃」→「芥川龍之介伝説」。
装丁は揃っていないが、タイトルがどれも似ているので、「セーラー服とオレの機関銃」は浮いてしまっている。
では、ビデオのタイトルと字面が似ているタイトルの本と並べてみてはどうか?
「台北」→「台湾」→「女医」→「タイ」。
漢字2文字、という共通項を考慮して、また「ジョイ」と「タイ」で韻を踏んで並べてみたが、これも「装丁の違い」という壁を越えていない。台湾、タイの書体がゴシックなのに対し「女医」が明朝体な事も原因であろうか。
「セーラー服」という単語にフィーチャーして、受験案内の書棚に置いてみた。
「高校受験案内」→「大検予備校」→「セーラー服とオレの機関銃」→「看護・医療系学校進学ガイド」。
まだバレる。が、この路線でもう少し検証してみる価値はありそうだ。内容的に近いと思われる書棚に隠してみよう。例えば「女医」だったら「医学」の書棚に。