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土曜ワイド工場
 
線路の終わりにあるもの。


「線路は続くよどこまでも」といった歌があるけど、
環状線でもない限り、必ずレールは途切れる。

そして、そこには必ず「車止め」がある。

車を止めるから、車止め。

迫ってくる電車の運転士に「止まれ!」と注意を促し続け、万が一のことがあれば体で車両を受け止める、危険手当をがっぽりもらっても良さそうな凄いヤツだ。

設置されたらそれっきりで放置され、忘れられ、ホコリを被り、いつ衝突されるか分からない人生を送る彼らに注目してみた。

色々な種類のものがあって面白いよ。

(text by よしざき



鉄材を組み合わせたやつ。

最も「一般的」と言ってしまっては語弊があるかもしれないが、特にJRには多いタイプ。駅だけではなく、車庫とかにも多く見られる。


京阪本線 淀駅 旧3番のりば (高架化工事に伴い閉鎖)
横から見るとこんな感じ。

神戸電鉄(神鉄) 三田駅 : +砂利
JR 姫路駅 播但線ホーム : 夜は”バッテン”が光る?

”バッテンマーク”(標識)が鉄材に直接ついているものもあれば、
別にあるもの、光る豪華仕様?のものもある。

以上は鉄材のみでできているものだが、頭に木材がつけられたものもある。


近鉄 道明寺線 道明寺駅
横から。頭でっかちだ。

頭には黒く塗られた枕木が2本使われているものもあった。
鉄材部分も以上のものとは違う。

手前のレールにつけられている2本枕木はなんだろうか。


能勢電鉄 川西能勢口駅 (駅は阪急と一緒)
横から。上を歩いて向こうに渡れそう。

 

レールを曲げたやつ。

レールを曲線に曲げたものもある。
曲げた部分のレールを繋ぐ棒がついていたりもする。


南海電鉄 高野線(汐見橋線) 汐見橋駅 
横から。赤く塗られているのは南海の特徴?

 

コンクリート製のやつ。

コンクリート製の車止め。説明のしようがない。

ただのごついコンクリートの塊。
一応、木材がつけられていたりもする。


JR 草津駅 草津線ホーム
後ろは傾斜がついている。

薄っぺらい板状のものもあったりする。

まぁ、場所によってはこれで十分なんだろうな。


阪急電鉄 十三駅の近くの保線基地

コンクリート製のものは、そこそこ大きな駅でも使われている。


阪急電鉄 宝塚線 宝塚駅 : 薄いタイプ
JR 京都駅 奈良線ホーム : 砂利スペシャル

 

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