「線路は続くよどこまでも」といった歌があるけど、 環状線でもない限り、必ずレールは途切れる。
そして、そこには必ず「車止め」がある。
車を止めるから、車止め。
迫ってくる電車の運転士に「止まれ!」と注意を促し続け、万が一のことがあれば体で車両を受け止める、危険手当をがっぽりもらっても良さそうな凄いヤツだ。
設置されたらそれっきりで放置され、忘れられ、ホコリを被り、いつ衝突されるか分からない人生を送る彼らに注目してみた。
色々な種類のものがあって面白いよ。
(text by よしざき)
鉄材を組み合わせたやつ。
最も「一般的」と言ってしまっては語弊があるかもしれないが、特にJRには多いタイプ。駅だけではなく、車庫とかにも多く見られる。
”バッテンマーク”(標識)が鉄材に直接ついているものもあれば、 別にあるもの、光る豪華仕様?のものもある。
以上は鉄材のみでできているものだが、頭に木材がつけられたものもある。
頭には黒く塗られた枕木が2本使われているものもあった。 鉄材部分も以上のものとは違う。
手前のレールにつけられている2本枕木はなんだろうか。
レールを曲げたやつ。
レールを曲線に曲げたものもある。 曲げた部分のレールを繋ぐ棒がついていたりもする。
コンクリート製のやつ。
コンクリート製の車止め。説明のしようがない。
ただのごついコンクリートの塊。 一応、木材がつけられていたりもする。
薄っぺらい板状のものもあったりする。
まぁ、場所によってはこれで十分なんだろうな。
コンクリート製のものは、そこそこ大きな駅でも使われている。