ゼリーなんです
実は食べたクラゲは昨晩僕が家で作ったものでした。ごめんなさい。クラゲはゼリーっぽい、ということはゼリーで作れるんじゃないか、と思ったのだ。ゼリーならば食べられるし、人を刺すこともない。平和だ。
という考えを思い立ってすぐにスーパーへゼリーの素を買いに行った。いろいろ種類があったが、一番強そうな粉末寒天を選んだ。
思い立ってすぐ実行、というのがポイントだ。こういう類の企画はちょっと冷静に考えたらやっていないと思う。
クラゲの触手部分の素材には頭を悩ませたが、結果糸こんにゃくを使うことにした。最後までしらたきとどちらにしようか迷ったが、残りで肉じゃがを作ることも考えて糸こんにゃくにした。
作ろうぜ、クラゲ
これで材料はそろった。気が変わらないうちに作り始めよう。粉末寒天をお湯で溶かし、できたクラゲ液をクラゲ型となる茶碗に注ぐ。その際に触手となる糸こんにゃくを入れ込むことを忘れてはならない。あとはあら熱が取れたら冷蔵庫へ入れて冷やし固めるだけだ。
クラゲできた
一晩冷やして固まった糸こんにゃく入り寒天。ぱっと見冷麺っぽいが、茶碗から取り出すとこれが一気にクラゲになるんだ。
ほら。
見て欲しい、この完成度。もうどこからどうみてもクラゲだ。大量に作って水槽で飼いたくなる。クラゲは飼育するのが難しいと聞くがこれならば簡単だろう。とにかくこの寒天クラゲを見た瞬間、一晩経って下がりかけていたテンションが一気に上がった。早速海へ行って食べよう。
で、最初に戻るわけです
自分で書いておいて恐縮ですが、くれぐれもクラゲは生で食べないほうがいいと思います。どうしても食べたい、という人は寒天で作るといいです。寒天は食物繊維が豊富なので便秘が解消されるかもしれませんし、友達の前で食べてみせると人気者になれるかもしれません(もしくは友達がいなくなるかどちらかだと思います)。本物のクラゲにはくれぐれも気をつけましょう。