ログハウス風の店にて、しばしの休憩
次に訪れたのは埼玉県は八潮にある「珈琲屋OB」。
先ほどのきらびやかな世界とは打って変わり、 こちらはログハウスのウッディな店内。 30過ぎた男たちにはやはり、こちらの雰囲気の方が馴染み、落ち着く。
ここでしばしお茶でも飲んで休憩したい。
茶でも飲んでゆっくりしましょう
せっかくなのでパフェも注文。チョコレートパフェ。
続いて、一緒に注文したアイスティーが出て来た。
意味不明なほど、でかい。 パフェも比較的ビッグサイズだったのだが、それがまったく霞んで、むしろ小さく見えてしまうくらい、アイスティーがでかい。
そう言えば昔韓国に行った時、字が読めないので適当に注文したら巨大な甕(かめ)に入れられた酒が出てきて驚いたことがあった。焼肉のタレかと思ったら酒だったのだ。
よく見たら、隣のテーブルにも変な形状のメロンフロートが置いてあった。店に入った時からたしかに目に入ってはいたのだが、頭の中で 「あれはオブジェだ。飲み物じゃない。」 と思い込んで思考から排除していた。
人間の脳は自分の理解できないものが映るとそれを排除して思考してしまう習性があると、どこかで聞いた覚えがあるが、本当だった。
だいたい、値段がいかにも普通っぽいのだ。 アイステイ550円。 この値段でどうしてあんな巨大なサイズを想像できようか? (いや、できまい)
儀式のようだ
金魚鉢のような器に注がれたアイスティーは、似合う・似合わないの観点からするとむしろ我々に似合っているかもしれない。少なくとも先ほどのパフェより我々向きのビジュアルだ。が、それを飲み干す姿は、まるでどこかの民族の儀式のようだった。