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カニカマとわかっても笑顔 |
●カニカマのおいしさよ永遠に
実験としては厳しいものがあった今回の検証。しかし印象的だったのは、カニカマだとわかっても喜んで食べていた母の姿だ。「カニカマもおいしいよね!」と、怒った風もない。
原点を忘れていた自分に気づく。カニカマはカニカマでおいしいのだ。
どうして僕たちはカニとカニカマを比べてしまうのだろう。カニカマをカニだと思い込もうとすることが間違いの始まりなのだ。カニカマはカニカマ、それでいいじゃいないか。
カニカマのありのままを受け入れたい。そう、目の前にあるカニカマは、世界にひとつだけのカニカマなのだから…。 |