足場は三脚で
まずは、このわりばし鉄砲をしっかり固定して、しかも方角や位置を調節できるようにしておかなきゃいけない。
あたりを見渡すと、カメラ用の三脚がその用途にちょうどよさそうだったので、わりばし鉄砲を固定してみた。
手近にあったよくわからない発砲スチロールなどの材料を使ってなんとか土台をつくり、ガムテープを使ってくくりつける。
われながらだめっぽい雰囲気がただよっているけど、まあとにかくやってみようじゃないか。
そして発射
だいたいは狙いをつけた真ん中あたりに飛んでいる。
けれども理想はやはりど真ん中の丸いところに3つとも入るくらいがいいのだ。やはり、ここらへんがわりばし鉄砲の限界なのか。
次は吹き矢を
で、こんなこともあろうかと、実はあらかじめ二の矢を用意していたのです。
それは、吹き矢。ダーツを吹いて飛ばしてやりましょう。
なんとなくうまく行きそうな気はするけど、果たしてどうだろう。さっそくやってみよう。
息を吹き込むと、あっさりとダーツが飛び出した。結構な勢いだ。
しかもど真ん中に命中。
なんだなんだ。最初から吹き矢にしておけばよかったじゃないか。わりばし鉄砲を苦労して作ったのはなんだったんだ。
まあよし。つづけて二の矢、三の矢を発射してみる。
すばらしい。
的のまんなかの丸い部分を「ブル」というらしいのだけど、3本中2本がそこに入ってる。しかも1本はさらに真ん中の赤い部分(ダブルブル)だ。
よしよし。本当は1本目の矢のうしろに2本目が突き重なるくらいを夢想していたのだけど、さすがにそれは無理だ。こんなところでよしということにしましょう。
今後は吹き矢で勝負します
そういうわけでダーツの基本は、
・いつも同じ姿勢 ・同じ位置、同じ角度
を保つことに違いない。そしてそのために最適なのは、吹き矢だ、ということだ。
さいわいダーツの場合、立ち位置の足のラインさえ守れば、投げる手の位置はそこからどんなに前に出ても構わないらしい。まさに吹き矢に有利なルールになっている。
こんど社内でダーツ大会が開かれる予定なので、その際は今回の全自動ダーツ君2号をもって臨みたいと思います。