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ロマンの木曜日
 
ザ・ピラミッド温泉

思ったよりもピラミッド

率直に言ってあまり期待はしていなかったのだが、ところがどっこい、なかなかのピラミッド具合だ。
あとで確認したところ、エジプトにあるクフ王のピラミッドを正確に10分の1スケールで再現したものであるとのこと。
本物はこれの10倍か、すごいな、と変な納得のしかたをしてしまったが、まあとにかく雑木林の中の建造物としては充分インパクトがある。


大きなエントランスが印象的なピラミッドの正面

手前がフロントとロビー、奥が浴室とパワースペース
勾配は51度52分

 

謎のオブジェたちがお出迎え

ピラミッドの周囲には不思議なオブジェがいろいろ置いてある。さすが世界の七不思議だ。
手書きの砂漠の絵が描かれている廃コンテナが道路に面して設置されており、ピラミッドのその存在に花を添えている。


謎のコンテナ

謎のスーパードライ

そして謎のネズミ君がお出迎え

 

わりと普通なエントランス

エントランスっていうか、玄関。
玄関には入浴料や宿泊料などの張り紙がしてあったり、いたって普通の温泉施設だ。
ここで靴を脱いでロッカーに入れ、スリッパに履き替えてロッカーの鍵をフロントに預けて入場する。
この点でも特にピラミッドを意識させる事はなく、まるっきり普通の温泉である。

スフィンクスもいるよ(2匹も)

 

館内にもオブジェ

フロントで「予約していた工藤です」と告げ、いよいよピラミッドの内部へと足を踏み入れる。
館内はロビーや通路など、いたるところに巨大な木の根や天然石、外国の民芸品などが並んでいる。何を見ていいのかわからないくらい、オブジェだらけだ。


二つのピラミッドをつなぐ渡り廊下が展示室
とにかくオブジェ
突如現われるムササビ。でもかわいい
おばちゃんの服も販売、これはとても温泉らしい風景

 

宿泊施設は普通の和室

とても感じの良い女将さんが、予約していた部屋まで案内してくれた。一般の宿泊施設はピラミッドとは別の棟にある。普通の建物の普通の和室だ。
女将さんがいれてくれたお茶とお煎餅でくつろぐ。
このまま夕飯食べて温泉入って泊まって帰るだけで充分に癒される。
だが、今日は特別に、ピラミッド本体の中にある「パワースペース」なる場所に泊まらせて頂けるようお願いしているのだ。
安易な癒しは許されない。
次のページでは、謎に包まれたピラミッドパワーを科学的に解明してみよう!


ものすごく普通の部屋。落ち着きそう
部屋からは源泉が見える。もちろんピラミッドパワー

 

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