たしかこのあたりに埋めたはず。

今ではすっかり苔むしていて14年の重みを感じます。

ドキドキしながらスコップで掘ってゆくと・・・

でたー！！！

KO・U・HU・N☆

14年前に学研の付録で付いてきたタイムカプセルが再び僕の前に姿を現す。

中に水が入らないように接合部分はロウで接着したりと、かなりがんばって製作した企画が、今まさに実ろうとしているのだ。

果たして14年前の僕は、未来の自分に何を託しているのか？

いざオープン・ザ・カプセル！！！

（お宝鑑定団っぽく）

産業廃棄物・・・？！

KO・U・HU・N☆

なぜか入っている単３電池。すっかり腐敗している。

別に今の僕に単３電池は必要ないし、必要となればコンビニで買える。２００円位だ。

過去の僕はいったい何を考えていたのだろうか。

とりあえず電池は無視して、他のアイテムに期待を抱きながら開封すると・・・

・・・・。

スーパーボール、ビー玉、マグネット、消しゴム、鉛筆（腐敗）、チョコの包み紙など、本当に全てがゴミのようなものばかりだ。いや、ゴミそのものと言ってもいい。

ここまでくると、これはもはや奇跡と呼べるのではないか。（いろんな意味で）

というか、

僕は今でもスーツのポケットにスーパーボールが入っているので、

今の持ち物と全く変わりがない気がする。

成長ゼロ。

図らずも露呈した自分の成長過程。

14年の重みを想像して、少しセンチメンタルな気分になりながら、

とりあえずカプセルはゴミ箱に捨ててまいりました。（実話）

本当にありがとうございました。

と、いうことで今日のクラフトは「電池」です。