双子は関係ない
そういえば熱心にやってたラーメン店の食べ歩き、ちょうど今回思い出を綴った中華料理屋が閉店した時期にやめてしまいました。
ある日、友人と「双子がやってるラーメン屋ができたらしいぞ」と鼻息荒く食べに行ったんですけど、帰り道に「双子がやってるかどうかは味に関係ないよな」と二人とも妙に冷静になってしまいまして。
それでなんか、食べ歩きやめてしまいましたね。
切り方でバリエーションを
長年の後悔を晴らせたし、長い付き合いになりそうな逸品にも出会えた。もうここで終わっても良いくらいですが、あと少し深掘りしてみます。だって、あの店で出してたキュウリだけ冷やし中華は実際どんなものだったのか、分からないんですからね。
キュウリの切り方を変えることで、他に2種類試作してみました。
まずは薄切りのキュウリで麺を覆ったものを食べてみます。
これは大好きな銀座の老舗イタリアン、シシリアの名物グリーンサラダを参考にしました。
なるほど。この切り方だと麺よりキュウリの存在感が勝るので、サラダを食べてるような感覚になります。これだと麺量を減らしても満足感があると思うので、ダイエットにも良いかも。
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さらにもう1種類。今度はキュウリをカツラ剥きしてから千切り、つまり刺身の「ツマ」を作って麺に乗せます。
大根やキュウリをツマにする際、野菜の繊維に沿って切る「縦けん」と繊維を断ち切る「横けん」があります。
今回は麺と同じくらい長いキュウリを絡めて食べてみたかったので、横けんにしてみました。
これは良いです。食感の違う2種類の麺を同時に楽しむような感じ。長細い麵とキュウリがタレとよく絡むのも嬉しいですね。個人的に細い千切りキャベツを麵と絡めた焼きそばが好きなんですが、それに通じます。
それぞれに良いところあり
気に入った順番で言うと私と妻は「①ツマ②千切り③薄切り」でしたが、子供は「①ツマ②薄切り③千切り」でした。それぞれに良い部分があったので、気分と用途によって切り方を変えてみるのが良いと思います。
それにしても今回の記事を書くにあたってあの店の写真を探してみたんですが、一枚もなくて驚きました。2000年代半ばだと、まだ食べるものを写真で記録しておく習慣がなかったのかもしれません。
念のため食べログを調べてみたら、一応閉店情報として掲載はされてました。しかし、営業してた頃に投稿されたレビューはなんと1件のみ！地元の方達にも愛される人気店だったので、意外過ぎました。
この20年くらいで飲食にまつわる文化が信じられないくらい変化したことを実感しました。
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