一緒に作るのいいな
トルコメンバーとトルコ料理を作ってみて、作り方の違いの発見もあれば、真似できそうなレシピもありました。
何より、みんなで料理をして食事をしたことで、単にレストランで食事する以上の団結が生まれた気がします。
「ヘボコン」もそうですけど、「なにかを作る」という過程を共有していると、話題も生まれるし「いやー頑張ったよなお互い」感が出るなと思いました。
「ヨーグルトソースをかけたサラダ」ではなく、ヨーグルト主体のサラダ。一体どんな味なのか・・・!
塩で味付けされたヨーグルトに、シャキシャキのきゅうり・・・ひんやりさわやかに食欲を刺激します。
そしてしょっぱいヨーグルトの違和感のなさ!ヨーグルトを「甘味」の部屋に軟禁していたことを反省しました。塩味もぜんぜんいけますね・・・!
エジェのそばで見ているときは、米も水もだいぶアバウトな気がしていましたが、米も豆もふっくらしていて、かたくも水っぽくもない完ぺきな仕上がりでした。
あと、バターと一緒に炊き上げているので、風味がしっかり付いています!
実は食卓にあるトルコ料理は食べ物だけではありません。トルガがトルコから持ってきてくれた「rakı」(ラク)というお酒を開栓してくれました。
透明なラクは、水で割ると白くなります。なんて大人な科学実験・・・!
口に含んでみると、広がる薬草のような香り、そして甘味とうま味があって意外と飲みやすい!
ラクはブドウを原料とし、「アニス」というスパイスで香り付けした蒸留酒。さっきの真っ黒なブドウ糖蜜といい、ブドウを使ったものが色々あるんですね。
中学の地理で、「地中海性気候の農業ではオリーブとブドウの栽培がさかん」って習ったのを思い出しました・・・!テストで高得点を取りたいという虚栄心だけで丸暗記した情報が、ここで怒涛のお役立ち・・・!
石川さんは新婚旅行がトルコだったそうで、その時もラクを飲んだけれど、「今日の方がおいしく感じた」とのこと。海外の飲み物は「海外で飲んだ時の方がおいしい」が相場ですが、逆もあるんですね。
搾りたてのレモン果汁のさわやかさに、オリーブ油の香り、トマトときゅうりと玉ねぎの新鮮さがこれでもかというくらい引き立っています。
なんだか、うどんやそうめんにも合いそうな予感が。日本の夏にピッタリの一品です。
アディルが、「トルコ料理は素材の味を生かすことが多くて、日本料理と近いところがあるよ」と言っていたのを思い出しました。
このミートボール、シンプルな味付けでなにもつけなくてもおいしい・・・!
トマトソースをかける場合もあるそうですが、このミートボールだけでバターピラフももりもりいけちゃいます。
トルコ料理は異国の新鮮みがあるのに、どこか親近感がありました。
バターやオリーブオイルをたっぷり使ってはいるけれど、極端に味を濃くしたり辛くしたりしないからか、口と胃になじむんですかね・・・不思議な感覚でした。
先日のヘボコンの話はもちろん、トルガのマジックで大盛り上がりしたりと最高の夜でした・・・!
その瞬間が楽しすぎて、写真は撮り忘れました。あなたの過去イチのパーティーを思い出してください。もう、それくらい楽しかったです!
トルコメンバーとトルコ料理を作ってみて、作り方の違いの発見もあれば、真似できそうなレシピもありました。
何より、みんなで料理をして食事をしたことで、単にレストランで食事する以上の団結が生まれた気がします。
「ヘボコン」もそうですけど、「なにかを作る」という過程を共有していると、話題も生まれるし「いやー頑張ったよなお互い」感が出るなと思いました。
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