うまそうな文字はいつもそう手書き
いますぐにでも手書き文字を探しに走りたい! という気持ちを抑え、ここで俺たちデイリーポータルZが過去に放ってきた良き手書きを見直して改めて手書きに対して気持ちを荒ぶらせたい。
手書きといえば、入った店のメニューが良い味わいの手書きだと優勝を感じる人は多いのではないか。
手書きといえば、入った店のメニューが良い味わいの手書きだと優勝を感じる人は多いのではないか。
絶対に美味いという確信すら呼ぶこの文字(画像はこちらの記事より)
気負わず書いている風なのもいい(画像はこちらの記事より)
全部良いが「ぜひ!!」のスリリングな迫力がたまらない(画像はこちらの記事より)
達筆の躍動感(画像はこちらの記事より)
味わいが深すぎてもはや泣ける(画像はこちらの記事より
良さを出そうとしてわざと書いた手書きと、素の手書きというのは意外にわかってしまうもので、素の方の手書きに出会うとあたりの店! という気持ちになる。
店頭からすでに当たり感を出している店もある(画像はこちらの記事より)
たばこ屋さんの川柳が最高
商店発の手書きは飲食店のメニューだけじゃない。たとえばこちら。
たばこ屋さんが定期的に張り出す手書きの川柳である。
たばこ屋さんが定期的に張り出す手書きの川柳である。
手書き以前に川柳自体がめちゃめちゃにいい(画像はこちらの記事より)
流れるように書き慣れた毛筆がじわじわくる。
上の写真はよく見るとたばこの品書きも手書きでこっちもいちいち全部たまらない。
上の写真はよく見るとたばこの品書きも手書きでこっちもいちいち全部たまらない。
作者の安藤紀楽さんと手書きの短冊がこちら
タバコ屋さんの記事は当サイトライターの住さんによるものだが、同じ住さんが取材した八百屋さんも手書きのポップが最高だった。
「やっと来た…」情報が値段だけじゃない(画像はこちらの記事より)
手書き文字といのはそもそも書き手の人柄が宿るものだと思うのだが、ここまで宿りすることもあるのかというパターンである。
看板も手書きが見逃せない
張り紙に比べて看板はフォント使いのものが多いと思うが、沖縄では宜野湾市真栄原(まえはら)区で定期的におもしろ手書き看板が観測され話題になった。
この後半からの唐突さは(画像はこちらの記事より)
手書き採取にあたっては看板も気を抜いてはならない。
スタンド黒板もおしゃれなだけじゃない
看板といえば、カフェブーム以降スタンド黒板の看板はむしろ増加傾向である。黒板なのでおおむねが手書きである。
基本的にはこういうかっこいいやつが多いのがスタンド黒板だが…(画像はこちらの記事より)
静かな味わいをかもすものがあったり
意外なものが意外な書体で訴えかけてくることもある
おしゃれな手書きはは完成度が高くスキがないが、スタンド黒板が一般化しあじわい方面にも針がふれるようになっているのだ。
表現の場が広く開かれた結果である。感謝したい。
表現の場が広く開かれた結果である。感謝したい。
家庭の手書きも大歓迎
あれこれと紹介してきたが、実は手書きが爆発するのは「家庭」なんじゃないか。
ちょっとメモをとったり、家族に伝言したり、フォントではなく手書きを使うシーンは家庭にこそある。
ちょっとメモをとったり、家族に伝言したり、フォントではなく手書きを使うシーンは家庭にこそある。
さきほども登場のライター住さんのお母さんのメモ(写真はこちらの記事より)
ふせんも手書き文字の躍動の場である(写真はこちらの記事より)
今回の投稿は家庭のほかに学校や職場で見かけたものも鋭意受け付けていきたいと思っておりますよ(書いた人の許可を取ってちょうだいね)。