パリパリバー
今回は森永製菓が出している「パリパリバー」というアイスの記事である。1987年に発売されたアイスなので、30年の歴史を持つアイスだ。誰もが一度は見たことがあるのではないだろうか。
これがパリパリバーです!
はい、はい、知ってる、という声がいま聞こえた。実家の冷蔵庫にあったアイスではないだろうか。ミルクバニラとチョコでシマシマの模様なのだ。これが非常にシマウマに似ているのだ。
そっくり!
で、大丈夫なの?
つまりである。この模様は目立つのだ。目立たないとパリパリバーは、入れ替わりの激しいアイス界で生き残れない。となると、パリパリバー柄のシマウマは、サバンナで食われまくっているのではないだろうか。
シマウマを心配してあげてください!
ご存知シマウマは、草食動物であり、どう考えても彼らの住むサバンナでは頂点に立つ生き物ではない。ライオンなどの捕食の対象となる生き物だ。つまり本来なら目立たないように生きなければならないのだ。
でも、彼ら派手なんだよね!
目立ってはいけないシマウマがパリパリバー柄で派手なのだ。これはどういうことなのだろう。よく動物を見ると、パリパリバー柄みたいな動物が他にもいる。そんな動物を見つけつつ、シマウマのパリパリバー柄の理由を解明しようと思う。
ということで、動物園に来ました!
パリパリバー柄の動物
シマウマ以外にもパリパリバー柄っぽい目立つ動物を探すために、動物園にやってきた。パリパリバー柄には意味があるはずなのだ。シマウマ以外のパリパリバー柄の動物を見ることで、何か分かってくるかもしれない。
ホワイトタイガーも、
パリパリバーっぽい!
ホワイトタイガーというトラがいる。トラなので自然界ではトップに君臨する生き物だ。しかし、このホワイトタイガーは現在、自然界では見ることができない。完全なる推測で書くけれど、目立つから、自然界では見ることができなくなったのだ。
自然界では見ることができないのです!
トラですら、目立つと見ることができなくなっている。パリパリバーを食べるとわかるように、この柄は美味しいのだ。パリパリバーを食べてから、シマウマやホワイトタイガーを見ると、チョコとバニラのハーモニー、と思うのだ。そりゃ、食われるよ、と納得する。
そのため基本的には似てない動物が多い
美味しい柄なのでは
パリパリバーから考えると、パリパリバー柄は美味しいということになる。そう考えるとシマウマは、「自分、美味しいですから」という感じで、サバンナにいることになる。自ら火に油を注ぐようなものなのだ。
だいたい、
パリパリバー柄、
ではない
他の動物もパリパリバー柄なのであれば、意味がわかる。どれも一緒なので目立たないからだ。ただ基本的にはどれも茶色かったりで目立たない。やはりパリパリバー柄のシマウマだけが目立つ仕組みになっているのだ。なぜ目立とうとするのだろうか。
さらに考察していきましょう
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さらなる似た動物
シマウマや、ホワイトタイガーが目立つ柄をしていた。他にもいるかもしれないと、フクロウのいる場所へと足を運んだ。フクロウもまた目立つ、パリパリバー柄のものが多いのだ。
そっくりじゃないですか!
こっちも似ている!
パリパリバーだ。近年、フクロウの人気が高い。フクロウカフェなるものも登場している。それはパリパリバーの歴史からもわかるように、この柄は人気なのだ。パリパリバー柄は人気を集めるのだ。
触ったりもしました!
つまり目立つ
ホワイトタイガーの前には人だかりができ、フクロウはカフェができるほどの人気。パリパリバーとそっくりであり、パリパリバーも古くから愛されているアイスだ。つまり、愛されるためには、人気を集めるためには、この柄が必要なのだ。
この柄は人気を集めます!
ただ逆を言えば、「自分、美味しいですよ」とか、「自分、人気ですよ」ということを周りにアピールしていることになる。つまり目立つのだ。捕食者であるホワイトタイガーやフクロウ、アイスはいいけれど、シマウマには致命的ということになる。
ライオンはこの色
百獣の王である「ライオン」は茶色だ。王であるにもかかわらず、目立たないような色をしている。なぜ、王より目立つ格好をしているのだ、捕食される方のシマウマが。矛盾、矛盾。矛盾が渋滞している。
目立つよね!
本当のシマウマを連れては来られないので、パリパリバーをシマウマに見立てて、ライオンとプリクラを撮ってみた。やっぱり目立っている。サバンナでも、この柄は目立つのだ。他の動物を見れば、わかるように本来は目立たないようにするのだ。
保護色です!
保護色というものがあって、相手にばれないような、その場にあった色使いをするのだ。上記の画像がその保護色である。どこかに私が隠れている。しかし、なかなかわからないはずだ。これが目立たないように生きる、ということだ。
地主です!
ただね、なのだ。パリパリバー柄はどこなら目立たないのだろうか。どこでも目立つのだ。間違い探しなら幼児用くらいの分かりやすさで、目立つ。それがパリパリバー柄なのだ。
目立つよね!
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識別できない
長々と、シマウマが目立つ、という話をしてきたけれど、いろいろと調べた結果、あの柄は「個体を識別しにくくなる」という答えにたどり着いた。調べることは大切だ。最初から調べていたら、なんといきなりここからスタートできて、前までの2ページが必要なかったのだ。
人間以外が見たら分からないらしい!
人間からはパリパリバー柄はよく見えるけれど、他の動物からはあの縞模様は逆によく見えないということだ。確かに、カメラで縞模様を撮ると「モアレ」という現象が発生したりする。つまり視覚的な障害を与えるのがあの柄なのだ。
この柄は見えにくいのです!
そう考えれば合点が行く。シマウマが今も絶滅することなく、悠々と暮らしている。他の動物からは見えないのだ。人間以外からはあの模様は見えない、だからこそ、あの模様をしているのだ。
ということで、海に来ました!
本当に見えない?
理論的にはわかっても、それが果たして本当なのかを自分の目で確かめなければ、信じることができない。そこで、パリパリバーと油揚げを持って、海に来た。動物たちがパリパリバーを取らなければ、識別できてない、ということになるのだ。
パリパリバーと油揚げを手に持っていたら、
隙を見て、パリパリバーだけ取られました
手に油揚げとパリパリバーを持っていたのだけれど、しばらくは全然動きがなかった。遠い目で、海は広いな、と油断した隙である、パリパリバーだけを攻撃されて、鳥に持って行かれてしまった。パリパリバーめっちゃ人気。油揚げは無傷。つまり、シマウマもめっちゃ目立っているのだ、きっと。
全部、食べられました!
しましまは目立つ
長々と書いてきたけれど、結局、しましまは目立つ、という答えだった。油揚げは残っていたけれど、パリパリバーは綺麗に持って行かれてしまったのだ。気持ちはわかる。僕でも油揚げよりパリパリバーを選ぶ。油揚げはふにゃふにゃだけどパリパリバーはチョコがパリパリなのだ。
美味しいからしかたがない。
結局、美味しいから食べるのだ。それが言いたかった。パリパリバーは実家で食べていた味だ。30年以上続くロングセラーはだてじゃない。懐かしさと安心の味。シマウマを食べたことはないのだけれど、もしかしたら美味しいのかもしれない。柄がいっしょだから。
暖かくなるまでは家で食べようぜ!
シマウマとパリパリバー
以前から、シマウマは目立つよな、と思っていた。街中でゼブラ柄の服を着ている人を見かけても、「目立つよな」という感想を持っていた。その謎を追求しようとした結果、「美味しい」という結果になった。
サバンナに住むシマウマは大丈夫なのだろうか。絶滅していないのできっと大丈夫なのだろう。シマウマが長く愛されているのも、パリパリバーと同じ柄だからかもしれない。
サバンナに住むシマウマは大丈夫なのだろうか。絶滅していないのできっと大丈夫なのだろう。シマウマが長く愛されているのも、パリパリバーと同じ柄だからかもしれない。
てきとうな結論で終わる。