キングダムコンクエストⅡ
セガサターンや、ドリームキャストを出していた「セガ」という会社をご存知だろうか。古くは「ロボピッチャ」という、子供向けのおもちゃも発売していたので、誰もが知っていると思う。
セガは有名ですね!
そんなセガが現在「キングダムコンクエストⅡ」というスマホゲームを出している。シリーズ累計で700万ダウンロードもされており、150カ国で展開している、オンラインスマホゲームだ。
これです!
ゲーム内容を簡単に言うと、プレイヤーは王を目指し、大陸マグナに存在するデブリズタワーを占拠する。街を発展させたり、世界中のプレイヤーと協力してクエストをクリアしたりなど、一度始めるとやめられない感じだ。
ずっと、やっちゃうの!
またアップデートにより「高速ワールド(通常の5倍速)」が実装された。ゲームが5倍速く進むということで、より画面に張り付いていないとダメになった。つまりやめられないのだ。
セガは悪魔か。
私の父がインベイダーで有名な「タイトー」に勤めていたことから、勝手にセガをライバル視していたのだけれど、そんなこと関係なく「キングダムコンクエストⅡ」は面白い。最近始めたのだけれど、ずっとやってしまう中毒性があった。
街を発展させたり、
クエストを攻略したり、
なにしろハマる。ただね、すっげ電池食うの!
スマホの充電を食う
このスマホゲーム、とても電池を食います。面白いのは間違いない。ただ電池を食う。アップデートにより、「高速ワールド」が実装され、よりスマホに張り付いてプレイするので、いっそう電池消費が気になるようになったのだ(大丈夫かそのアップデート)。
ここで編集部安藤の登場です
「キングダムコンクエストⅡ」を知ったのは、編集部安藤さんからの話で、さらに電池を食う、も安藤さん情報だ。私は電池消費についてはさほど気にしていなかったけれど、電池食うだろ、高速ワールドの実装でいっそう食うだろ、と強引にそういうことになったのだ。
延長コードを買いに行かされました
安藤さんは「ずっとゲームしてたいじゃん!」と言い、「家から延長コードを伸ばして充電すればずっとゲームできるよね」と続けた。確かに、自販機にジュースを買いに行く時も、ゲームをしていたい気持ちはある。
ということで、矢印の自販機まで、
自宅から延長コードを延長します!
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延長コードを延長
計画はこうだ。家のコンセントに延長コードをさす。さらにその延長コードに延長コードをさし、またその延長コードに延長コードをさす。これを繰り返すことで、ずっと充電できるのだ。編集部安藤のアイデアだ。
コンセントに延長コードをさして、
延長コードを外に伸ばす
編集部安藤にこれを言われ、延長コードを買いに走った。買いに走っている時は、「キングダムコンクエストⅡ」をしていない。近所の自販機よりホームセンターの方が遠いのだ。だったら自販機くらい我慢すれば、と思うけれど、安藤さんの提案でやることになった。
3階の自宅から
延長コードをたらして、
延長していく!
延長コードは続くよ
この延長コードが10メートル。それを延長し続けていく。延長するたびに電圧は下がるはずなので、伸ばしていけば、いつか充電できなくなる。自販機まで充電しながら行けるだろうか。ちなみに自販機までは徒歩1分もかからない距離だ。
伸びていくよ!
延長コードはホームセンターなどで3万円分も買った。「キングダムコンクエストⅡ」は基本プレイが無料で、アイテムなどでの課金がある。3万円を延長コードではなく、アイテムに当てれば、かなりゲーム内では強くなったと思う。
10メートル単位で延長していく
60メートル、70メートルと延長コードは伸びていく。自販機も近づいてくる。コードがよく絡まる。3階の家から延長コードを引っ張っている。2階、3階の住民はたれている延長コードを不審に思っていないだろうか。気になることが多すぎて、全然「キングダムコンクエストⅡ」が手につかない。
よく絡まるのよ!
周りの目も気になる。近所の方々とは仲良くしたいのだ。来年には目指す自販機の前に保育園もできる。通報されない平穏な生活がしたいけれど、自宅から延長コードを延長し続けている。近所で目立ってしまうのだ。
自販機に到達しました!
自販機までは80メートル
家から10分、自販機に到達した。時間がかかった。延長コードを袋から出したり、コードが長いので絡まったりで、80メートルに10分もかかった。やる気のあるリクガメなら、もっと早く到達したかもしれない。ただ全てはゲームをやり続けるためだ。
自販機でお茶を買いました!
充電できています!
「キングダムコンクエストⅡ」をしながら飲みます!
妙な達成感があった。「キングダムコンクエストⅡ」は全然進んでない。ゲームではプレイヤーは魔獣と戦うけれど、私は延長コードと戦っていた。世の中にはいろいろな戦いがあるのだ。そして、私は延長コードの方では勝ったのだ。
安藤さんと「キングダムコンクエストⅡ」をやりました
ただ見えたよね、
彼のモバイルバッテリー
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行くぜ200メートル
「キングダムコンクエストⅡ」をしながら、ふと隣を見ると、安藤さんがモバイルバッテリーを使っていた。すっかり忘れていたけれど、世の中には便利なものがあるのだ。何も自宅から延長コードを伸ばさなくてもいいのだ。
でも、さらに伸ばします!
私の目測では、自販機まではもっと長いと思っていた。80メートルだとは思わず、200メートル買ってきていた。せっかくなので限界まで伸ばしたいと思う。伸ばした先に特に目標はないけれど、伸ばすのだ。
コードの絡みと戦いながら伸ばす
伸ばせば伸ばすほど、電圧が下がりいつか充電できなくなるはずだけれど、今のところは、なんの問題もなく充電できている。また伸ばすことに集中して「キングダムコンクエストⅡ」をやっていないので、充電量はむしろ増えている。
途中で意味がわからなくなる
伸ばしていくうちに、なんか、一旦、安藤さんのモバイルバッテリーを充電することになっていた。「そっちは充電足りてるでしょ」と安藤。家でやればいいじゃない、と思う。わざわざ外で充電する意味がわからない。スワヒリ語で話しかけられたような困惑だった。
パトランプを回したりもした
途中でパトランプも回した。この状況はむしろパトランプを回される方であり、回す方ではない。ただパトランプは遠く離れた地主家の電気によって回った。私の家はいまどうなっているのだろう。まだ200メートル弱なのに、遠くに来た感じがする。
ということで、200メートルに
到達しました!
来ました200メートル
200メートル離れてもスマホは充電できた。もう延長コードはない。そして、200メートルには特に何もない。しいて言えば、車屋の前なので車を買える。ただそんな予定はないのだ。お金もないのだ。「キングダムコンクエストⅡ」をやりたいだけなのだ。
戻ります ※電源を入れた状態で長すぎるコードを巻くのは発熱等の危険が伴うことがあります。実験では回収時にコンセントから抜いています。真似する方はご注意ください。
延長コードを引っ張ったということは、これを回収しながら戻らないとダメなのだ。ちなみに頑なに安藤さんはモバイルバッテリーを使っていた。便利じゃん、って言っていたけど、それは知っている。
モバイルバッテリーがないと、こうだもの!
モバイルバッテリーってすごいよね、という話だ。本来ならこうしなければ充電できないのだ。しかし、あんな小さなサイズのもので、充電することができるのだ。もっとも自販機にジュースを買いに行くぐらいなら、スマホを家に放置しても問題ないけど。
すっげ重いの!
ちなみに今回はこの延長コードをプレゼントします。「キングダムコンクエストⅡ」のアイテムプレゼントとかではなく、200メートルならばどこでもスマホが充電できるように、この延長コードなのだ。しかも、10メートルおまけして210メートルプレゼントします(応募はこちら)!
すごい量だよね!
延長コードはまだ行ける
最初の予定では電圧の問題で100メートルくらいじゃないかな、とのことだった。しかし、200メートルでも充電できた。まだまだ行けるのだ。我々はスマホと共に生きていけるのだ。延長コードはすごいのだ。モバイルバッテリーがあればいいんだけどね。
実は結構楽しかった!