リステリン(R)とのコラボ企画です
はじめに断っておくが、この記事はリステリン(R)とのコラボ企画である。
「さてはくさいものを食べた後にリステリン(R)ですっきり!ってことかな」と思った人、残念ながらハズレです。
それではどこでリステリン(R)が出てくるのか。それは最後にわかるので楽しみにしていてください。
「さてはくさいものを食べた後にリステリン(R)ですっきり!ってことかな」と思った人、残念ながらハズレです。
それではどこでリステリン(R)が出てくるのか。それは最後にわかるので楽しみにしていてください。
いつ登場するのかお楽しみに。
天気のいい公園でくさいものを食べる
今回、「世界一くさいものを食べまてみせんか」と呼びかけたところ、何人かのくさいもの好きが手を上げてくれた。持つべきものは好奇心旺盛な仲間である。
さすがに会社の会議室でやるのは怖かったのでバーベキューのできる公園に集まった。
さすがに会社の会議室でやるのは怖かったのでバーベキューのできる公園に集まった。
ここです。
公園の中でいちばん風下を確保しました。
楽しくバーベキューをしている他のみなさんの迷惑にならぬよう、最も風下にあたる場所を確保した。場所取りにおいて風を配慮することもなかなかないなと思ったが、おかげで準備中、いろんなテントから美味しそうなにおいが笑い声とともに風に運ばれて集まってた。この楽園みたいな雰囲気を、なるべく壊さないよう注意したい。
まずは口臭の初期値をチェック
一言で「くさい」といってもいろいろある。あえて書かないが、あのにおいとかあのにおいとか、足のにおいもそうだよね。
そんな多種多様なくさいにおいの中で、今回食べるくさいものがどのくらいのパワーを持っているのか。指標とするため、食べながら市販の口臭チェッカーで測っていくことにした。
まず、なにも食べる前の息を測ってみよう。
そんな多種多様なくさいにおいの中で、今回食べるくさいものがどのくらいのパワーを持っているのか。指標とするため、食べながら市販の口臭チェッカーで測っていくことにした。
まず、なにも食べる前の息を測ってみよう。
5秒くらい息を吹きかけます。
レベル1
この口臭チェッカーはレベル0からレベル5まで、6段階で息のくささを測定してくれる。
会場に集まったみんなに測ってもらったのだが、0の人がいれば最初から3をマークする人がいたりと、なかなか取り扱いが難しそうではあった。おおよそこれを基準に、くさいもの食べた後にどうなるのか見ていきたいと思う。
今回は僕が用意した「世界一くさいもの」の他に、おのおの「これがくさい」というものを持ち寄ってもらった。中でもライター松本さんが持ってきてくれた木の芽(山椒の若葉)とニラキムチはどちらも間違いなく美味しそうだった。
会場に集まったみんなに測ってもらったのだが、0の人がいれば最初から3をマークする人がいたりと、なかなか取り扱いが難しそうではあった。おおよそこれを基準に、くさいもの食べた後にどうなるのか見ていきたいと思う。
今回は僕が用意した「世界一くさいもの」の他に、おのおの「これがくさい」というものを持ち寄ってもらった。中でもライター松本さんが持ってきてくれた木の芽(山椒の若葉)とニラキムチはどちらも間違いなく美味しそうだった。
美味しそうだけど厳重にジップロックされていて警戒の度合いが読み取れる。
そもそも人はなぜくさいものをあえて食べるのか。
それは美味いからだと思うのだ。ほら、くさいものってだいたい旨みが凝縮されている気がしないか。
たとえばこれ、キムチと餃子。
それは美味いからだと思うのだ。ほら、くさいものってだいたい旨みが凝縮されている気がしないか。
たとえばこれ、キムチと餃子。
見ているだけでにおう。
くさい、というか美味しそうなにおいである。
まずはこのあたりの、くさいけれど間違いなく美味いものから食べていきたい。
うっま。
くささを美味さが完全に凌駕
キムチも餃子も松本さんがもってきてくれたニラキムチも木の芽も、くさいけれど美味い。この後人と会うにはちょっと気がひけるけど、それを上回る抗えない美味しさがそこにはある。
現実に引き戻すため、この段階で口臭をチェックしてみよう。
現実に引き戻すため、この段階で口臭をチェックしてみよう。
ほら来たレベル4。
キムチと餃子を食べたことで口臭レベルが一気に跳ね上がりレベル3、レベル4あたりが中心に。この調子でいくとマックスのレベル5も夢ではない。
ところで口臭だが、くさい物を食べているのでくさくて当たり前なのだけれど、いざ測るとなるとみんな身構える。参加してくれた女性陣には拒否された。みんなくさいものには興味があるけれど口臭には気をつけている、ということだろうか。
今日のこの場ではそんなこと気にせずどんどんくさくなってもらいたい。
ところで口臭だが、くさい物を食べているのでくさくて当たり前なのだけれど、いざ測るとなるとみんな身構える。参加してくれた女性陣には拒否された。みんなくさいものには興味があるけれど口臭には気をつけている、ということだろうか。
今日のこの場ではそんなこと気にせずどんどんくさくなってもらいたい。
いったん広告です
本気レベル1:ブルーチーズ
青かびだらけのブルーチーズである。市販のものの中から、レビューを見て「くさい」という意見の多かったものを選んだ。
アルミに包まれていたのでわからなかったけど、開けたら想像の5倍くらいかびていて一同しばし言葉を失う。
アルミに包まれていたのでわからなかったけど、開けたら想像の5倍くらいかびていて一同しばし言葉を失う。
衝撃の見た目だ。
餅に生えたら捨てるレベル。
ブルーチーズは賞味期限内に少しずつ熟成が進み、味とにおいも変化するのだとか。賞味期限を過ぎたあたりから刺激臭が強くなります、とパッケージには書かれていた。この見た目で刺激臭が強いと精神的にかなりくるだろう。
あいにく今回は比較的新しい(これでも)やつなので、クセのあるチーズ独特のにおいこそあれ刺激臭はまだない。
味はどうか。
あいにく今回は比較的新しい(これでも)やつなので、クセのあるチーズ独特のにおいこそあれ刺激臭はまだない。
味はどうか。
「!(ライターのネッシーあやこさん)」
これが非常に美味しかったです。確かに見た目のインパクトは強めだけれど、味はマイルド。濃厚なのでたくさんは食べられないけれど、少しだけでも顔全体にチーズの香りが広がって鼻の奥が温かくなってくる。
あとで振り返って参加者に感想をもらっても、美味しかったのはここまででした、という意見がほとんどだった。ブルーチーズまでは特にくさいとも感じなかった、という人もいたくらい。僕も同じ意見で、これならばくさいとも思わずに食べることができる。
あとで振り返って参加者に感想をもらっても、美味しかったのはここまででした、という意見がほとんどだった。ブルーチーズまでは特にくさいとも感じなかった、という人もいたくらい。僕も同じ意見で、これならばくさいとも思わずに食べることができる。
すぐ隣のスペースではバトミントンがはじまった。僕らのくささはまだ伝わっていないようだ。
富山の鯖の麹漬けも「特に嫌なくささではない。美味い」と好評だった。
それにしてもくさいものを食べるとみんな同じような顔になる。人類共通の遺伝子がそうさせるのだろうか。
うはー。
むほー。
遠くを見つめたような、自分の過去と向き合っているかのような、少し卓越した表情の写真がたくさん撮れた。
しかしここまではほんの序の口である。みんなくさいものを期待して集まってくれたんだろう。
リクエストにお応えして、ここから本気のくさいやつをいってみたいと思う。
しかしここまではほんの序の口である。みんなくさいものを期待して集まってくれたんだろう。
リクエストにお応えして、ここから本気のくさいやつをいってみたいと思う。
本気レベル2:くさや
このあたりからくささの度合いが一気に増す。今までのが「風味」という言葉の範囲でおさまっているとしたら、ここから先は「異臭」と言われても仕方がないくささだと思う。
切り込み隊長を務めるのがこちら、日本代表くさやである。
切り込み隊長を務めるのがこちら、日本代表くさやである。
新島のくさやを取り寄せました。
実は前にも新島でくさやの取材をしたことがあるんだけど、そりゃあもうくさかった。でもその時に食べたくさやはものすごくおいしかったのを覚えている。
あれをもう一度食べたい、そしてこの機会にみんなと共有したい(においも込みで)。
あれをもう一度食べたい、そしてこの機会にみんなと共有したい(においも込みで)。
どんなですか?
うっへっ!
完璧にパックされた状態で売られているので開けるまではまったくにおわないんだけど、パッケージにはさみを入れた瞬間、まさに地獄の扉が開く。
くさやはムロアジを伝統のくさや液に漬け込んで作った干物である。においとしては、簡単に言ってしまうと個室を要するトイレ的な方向性である。思わず靴の裏を確認したくなる、そんなにおい。
そして炙るとそのにおいは数倍になる。
くさやはムロアジを伝統のくさや液に漬け込んで作った干物である。においとしては、簡単に言ってしまうと個室を要するトイレ的な方向性である。思わず靴の裏を確認したくなる、そんなにおい。
そして炙るとそのにおいは数倍になる。
ここで隣のテントのみなさんがざわつき始めた。本当にすみません。
我々が最も風下だと思っていたのだけれど、いつの間にか風向きが変わったのか隣のテントでバーベキューをしている若者たちがざわつき始めた。明らかに「くさい、くさい」と言っている。やばい、ごめん!すぐ終わるから。
こうしてドキドキしながらあぶったくさやをライターのネッシーあやこさんに食べてもらった。
こうしてドキドキしながらあぶったくさやをライターのネッシーあやこさんに食べてもらった。
どうぞ。
無言で川へ。
ネッシーさん、くさやを食べると何も言わずに川へ走って行った。
あとで聞くと「川を見ながら食べたらこのにおいは川のにおいで、私が食べているものとは関係ない、って思えるかなと思って」とのこと。残念ながらその試みは失敗したようだった。
あとで聞くと「川を見ながら食べたらこのにおいは川のにおいで、私が食べているものとは関係ない、って思えるかなと思って」とのこと。残念ながらその試みは失敗したようだった。
川とは違うもんなー。
同じくくさやを食べたライター西村さんは「においのマイナスを返してお釣りがくるぐらいのうまさはありました」と言っていた。そうそう、そのくらい美味いのだ。ただ西村さん「うまい牛舎だ」とも言っていたので、やはりにおいのインパクトはそうとう大きい。
いったん広告です
本気レベル3:ホンオフェ
見た目は美味しそうな白身の刺し身。
「放っておく」って絶対それ偶発的にできた料理だろう。でも発祥の地韓国では高級食材として珍重されているのだとか。
そう言われると興味はある。かがせてくれよ、その実力を。
そう言われると興味はある。かがせてくれよ、その実力を。
においは……、そんなでもない。
これがにおいはさほどでもないのだ。
言われてみればほんのりとアンモニア臭がしなくもない。でも(これだけ?)と拍子抜けするレベルである。もしかして間違ったの買ったのかと思った。
しかし食べたらあっていた。
言われてみればほんのりとアンモニア臭がしなくもない。でも(これだけ?)と拍子抜けするレベルである。もしかして間違ったの買ったのかと思った。
しかし食べたらあっていた。
ホン………。
オッッッフェ!!
口に入れた瞬間はそれほどでもないのだ。コリコリした食感も面白い。
しかし「これ面白いな」と思って油断して何口か噛むと、次に息をした瞬間世界がゆがむ。ものすごく表現しにくいんだけど、「コリコリの白身魚の刺身、毒ガス味」とでも言おうか。強烈なアンモニア臭が噛むほどに鼻を突き抜けていく。その勢いたるや、高いところが得意ではない西村さんに「バンジージャンプの方がまし」と言わせたほどである。命がけ以上。
ライター江ノ島くんにも食べてもらった。
しかし「これ面白いな」と思って油断して何口か噛むと、次に息をした瞬間世界がゆがむ。ものすごく表現しにくいんだけど、「コリコリの白身魚の刺身、毒ガス味」とでも言おうか。強烈なアンモニア臭が噛むほどに鼻を突き抜けていく。その勢いたるや、高いところが得意ではない西村さんに「バンジージャンプの方がまし」と言わせたほどである。命がけ以上。
ライター江ノ島くんにも食べてもらった。
「そんなくさくないですよね、これ」
「食べてもそれほど……」
そう、食べてもすぐにはわからないんだって。でもほら噛んでみて。
オッッッフェ!!
な。
江ノ島くんは「刺激臭の中、頑張って味を探したのですが、食感以外にはくささしかなかったです」と。探しただけ偉いと思う。
江ノ島くんは「刺激臭の中、頑張って味を探したのですが、食感以外にはくささしかなかったです」と。探しただけ偉いと思う。
ライター松本さんは泣いた。泣いた後「噛むほどに公衆トイレが現れる」という名言も出た。
真夏のグラウンド、隅の方に掃除を忘れられたトイレがあったとしよう。それがそのまま口の中にテレポーテーションしてきたと思ってほしい。そんな食べ物なかなかない。
「鼻炎でほぼにおいがわからないんです」という編集部石川にも食べてもらった。感想をそのままキャプションに反映する。
「鼻炎でほぼにおいがわからないんです」という編集部石川にも食べてもらった。感想をそのままキャプションに反映する。
匂いは正直それほどわからなかったのですが、舌がピリピリするのと、食べた後に喉と鼻のあいだあたりの空間に瘴気というか、重く淀んだ気体が溜まっていく感覚がありました。その瘴気の存在感から、喉の奥の形状がどうなっているかがわかります。あれは匂いとは違う感覚だったと思います。触覚かな。
くささで鼻の構造がわかる。いい表現である。鼻腔を抜けていくくささが立体的にトレースできるのだ。これはもう口臭とかそういうレベルではない。
ここまで食べても口臭チェッカーはレベル4のままだった。なかなかマックスまではいかない仕組みなのかもしれない。
みんな疲れ切っているがまだあるぞ。いよいよラスボスの登場である。
本気レベルmax:シュールストレミング
いよいよ真打ち登場といった感がある。
スウェーデン産ニシンの塩漬け、シュールストレミング。
スウェーデン産ニシンの塩漬け、シュールストレミング。
シュールストレミング。缶のデザインはとてもかわいい。
インターネットで「くさい 食べ物」で検索してみてもらいたい。だいたい最初に出てくるのがこのシュールストレミングである(その次にホンオフェとくさやが続く)。
かなり大きな缶詰で、しかもフタが明らかに内圧で膨らんでころんとした見た目になっているのだ。可愛い、だけど怖い。
これが家に届いた時、へたに衝撃を加えると破裂するんじゃないかとドキドキした。破裂して家の中に飛び散ったらたぶん建て替えである。2千万円コースだ。
かなり大きな缶詰で、しかもフタが明らかに内圧で膨らんでころんとした見た目になっているのだ。可愛い、だけど怖い。
これが家に届いた時、へたに衝撃を加えると破裂するんじゃないかとドキドキした。破裂して家の中に飛び散ったらたぶん建て替えである。2千万円コースだ。
注意事項にはそのくらいのことが書かれている。
「服などに付かないように注意してください。一度付いてしまうと洗っても取れません」
そんな言い切り型の警告はじめて聞いた。これは今まで以上に警戒してかからなくてはなるまい。
そんな言い切り型の警告はじめて聞いた。これは今まで以上に警戒してかからなくてはなるまい。
「開ける時に汁が飛ぶから」という経験者松本さんのアドバイスから、ゴミ袋を着ることに。
ライター松本さんは以前にもシュールストレミングを食べたことがあるらしく、具体的なアドバイスをくれた。
「開ける時に飛び散るから気をつけた方がいいですよ」
飛び散る。頭の中を整理しようと思ったが、ホンオフェの刺激でボーっとしていてか、考えがまとまらなかった。
「開ける時に飛び散るから気をつけた方がいいですよ」
飛び散る。頭の中を整理しようと思ったが、ホンオフェの刺激でボーっとしていてか、考えがまとまらなかった。
今見るとゴミ袋で守られている意味ほとんどないな。
缶に穴が開くと同時に「プシュー!」とまず湿気を帯びたガスだけが漏れた。スプレー缶を捨てるときに穴を開けるだろう、あのくらいの勢いでなんか出ている。
ガスが抜けたら一気にフタを切る。それにともない周囲がどよめく。
ガスが抜けたら一気にフタを切る。それにともない周囲がどよめく。
こ、これは、、
やばい、やばいやばい。
「側溝ですね(西村)」
「死臭がする(松本)」
「パニックです(江ノ島)」
「実家の近くの畑が浮かびました(ネッシー)」
みんなくささをなんとかしてぼかして言おうとしてくれるところにライターとしての実力と大人の配慮がうかがえる。
「死臭がする(松本)」
「パニックです(江ノ島)」
「実家の近くの畑が浮かびました(ネッシー)」
みんなくささをなんとかしてぼかして言おうとしてくれるところにライターとしての実力と大人の配慮がうかがえる。
松本さんに周囲3メートルくらいやばい、と言われたけど、感覚的には15メートルくらいやばかったです。
体がダメだと言っている
開けたからには食べるしかあるまい。食べ物を粗末にすることはいけないことだと教えられてきた。
おおおおー。
口に運ぶ道すがら、サッカー日本代表の雄姿が頭に浮かんだ。特にファンでもないけれど、なにか精神的な後押しが欲しかったのかもしれない。
結果はというと
結果はというと
完敗!
勝てないす!
くささが突拍子なさすぎてよく味わう余裕がなかった。口の中に湿った地下水が流れ込んだような臭気、どろっとした食感が舌に冷たい。
これは、だめだ。
僕と江ノ島くんがそのまま食べて深いところを彷徨ったあと、見かねた経験者松本さんがオニオンスライスの上に乗せてくれた。
「まさか玉ねぎなしにシュールストレミングを食べようという人がいるとは思いませんでした」と松本さん。シュールストレミングに玉ねぎはほとんど常識なのだとか。
「こうしてオニオンスライスと一緒に食べるとおいしさに変わるから不思議ですよ」と。
え!本当に?どれどれ
これは、だめだ。
僕と江ノ島くんがそのまま食べて深いところを彷徨ったあと、見かねた経験者松本さんがオニオンスライスの上に乗せてくれた。
「まさか玉ねぎなしにシュールストレミングを食べようという人がいるとは思いませんでした」と松本さん。シュールストレミングに玉ねぎはほとんど常識なのだとか。
「こうしてオニオンスライスと一緒に食べるとおいしさに変わるから不思議ですよ」と。
え!本当に?どれどれ
どれどれ
うほふき(うそつき!)。
ただ、ホンオフェに比べると味に意味があるような気もするのだ。においの森を彷徨うと、遠く遠くに出口が見える。西村さんは「腹を割って話をしたらわかってもらえるような気がします」と言っていた。においに負けずに細い糸をたぐりよせていくことで、美味しさへの糸口がつかめなくもない。そんな可能性を感じさせる味だった。
ただ、そこまでして食べたいかと言うと、非常に微妙である。
僕たちの騒ぎを聞きつけ、隣でバーベキューをしていた人たちがこわごわ見に来た。怒られるかと思ったが、みんないい人そうだったので食べてもらった。
ただ、そこまでして食べたいかと言うと、非常に微妙である。
僕たちの騒ぎを聞きつけ、隣でバーベキューをしていた人たちがこわごわ見に来た。怒られるかと思ったが、みんないい人そうだったので食べてもらった。
ホンオフェ。
シュールストレミング。
換気、じゃない歓喜。
口臭はいよいよマックスに
すでにこのあたり一帯がたいへんなことになっていたので今さら感もあるが、せっかくなので口臭チェックもさせてもらった。
知らない人の口臭を測る。
出ましたレベル5!マックスです、おめでとうございます。
口臭チェッカーがどこまで正確なのかわからないが、これだけくさいものを食べてようやくレベル4、レベル5まで達する感じだ。この結果を覚えておいてもらいたい。
いったん広告です
寝起きの口臭はくさいもの食べたときと同じって本当か
話は変わり、特にくさいもの食べた後でもなんでもない、ある日の朝である。
リアル寝起きですみません。
なぜ急に場面が変わったのかと思うだろう。じつは寝起きの口臭が、くさいものを食べた時と同じくらいのレベルだと聞いたのだ。今回の企画でくさいものを集めて食べたのも、その時の口臭レベルを知りたかったからである。
しかし先日世界一くさいものを食べた身から言わせてもらえば、そんなわけないだろうとも思う。あのくささは特別であってほしい。
ではさっそく寝起きの口臭がどのくらいかチェックしてみよう。
レベル3。
あの日のことを思い出すと、レベル3はたしかキムチとか餃子を食べていたころのレベルである。ちゃんと歯を磨いて寝たのにいまのおれはキムチを食べたあとと同じ口臭レベルというのか。
ここでようやくリステリン(R)の登場である。くさいもの食べたあとの口臭は自己責任だけれど、寝起きの口はリステリン(R)が責任を持ってさっぱりさせてくれるらしい。
ここでようやくリステリン(R)の登場である。くさいもの食べたあとの口臭は自己責任だけれど、寝起きの口はリステリン(R)が責任を持ってさっぱりさせてくれるらしい。
じつは初体験です。
リステリン(R)で口をすすいだあと歯を磨くと。
ほほう!
これはなるほど気持ちいいかも。寝起きの口臭は寝ている間に繁殖する口の中の細菌が原因なのだとか。
文献によると「歯を磨いてケアできるのは口内の表面積の約25%*であり、残りの約75%には細菌が残っている可能性がある」とのこと。歯磨きだけではケアできない部分をリステリン(R)でケアすることで、口内を殺菌し、お口トラブルを予防するだけでなく、寝起きの口の不快感もすっきりできるということだ。
一度すっきりしてしまうと、なぜかまたくさいものが食べたくなってきました。だって面白いんだもん。
出典:*Kerr W.J.S. and D.A.M. Geddes. The areas of various surfaces in the human mouth from nine years to adulthood.J. Dent. Res. 1991.70 (12)
くさいものは面白い
今回、あえてくさい方から順にいくつか食べてみたわけだけれど、正直途中から美味しさよりもくささが勝っていた。そうなってくると、いったいなんのために食べているのか、という疑問も生まれる。
ただ、くさいものはみんなで食べると面白い、というのも確かだ。充実したバーベキューにくさい食べ物が一つ用意されているだけで場が盛り上がること必至である。そういう意味でも、くさいもの、おすすめです。
ただ、くさいものはみんなで食べると面白い、というのも確かだ。充実したバーベキューにくさい食べ物が一つ用意されているだけで場が盛り上がること必至である。そういう意味でも、くさいもの、おすすめです。
ホンオフェを食べた後のポップコーンの美味しさにはみんなで爆笑した。なにこのうまさ。