去年、体重を減らすためだけにマラソンを走ったところ(てっとりばやく体重を減らす)、走ること自体に楽しみを見出してしまった。途中で意識が遠のく瞬間とか、つらくなると頭に忍び寄る「もうやめちゃえ」という邪念を振り払う自分とかが好きだ。
ということで今年も走ってきました。しかも今年は調子に乗ってデジカメを片手に撮影しながら。あまり走ってる人から見た風景を目にすることは無いと思うので、珍しいなあと思っていただけたら幸いです。
(安藤 昌教)
大会前日
NAHAマラソンは今回で21回目を迎える大会だ。毎年2万人を超えるランナー達が県内外から参加する。そんな大イベントに、今年もエントリーした。
マラソン出場者は前日にゼッケンをもらいにいくことになっている。たぶん本番の明日には周りを見る余裕が無いと思うので、今日のうちに周辺を紹介しておきたい。
まずはスタート地点の様子。この時点ではまだ出来上がっていないが、スタート時には万国津梁之鐘が打ち鳴らされる。平和の祭典なのでピストルでスタートはしないのだ。
商売するぜ
ゼッケン配布会場ではさまざまな商売が繰り広げられていた。完走者リストの掲載される大会翌日の新聞受付とか、いまさらながらジョギングシューズとか、とにかくマラソンに関するものならばなんでも売られている。人の集まるところに商売あり、だ。
賑わう明日のランナー達に混じって、僕も無事ゼッケンを受け取った。今年のゼッケンは4464番。ゼッケン順にスタートするので、去年2万番くらいだった僕はスタートするまでに20分くらいかかったのだ。今年はかなり早い。
明らかに練習不足です
去年はマラソン初参加ということで自分なりにちゃんと練習をした。おかげで完走することができたのだけど、今年は比べ物にならないくらい練習していない。だけど去年は大会1ヶ月前くらいに足を痛めて、ほとんど片足を引きずる状態だった。今年は練習してない分体調がすごくいいのだ。勝機を見出せるとしたらここにだけだろう。
実はここまでの原稿は実際に大会前日に書いている。この時点では結果がどうなったのか僕にもわからないわけだ。完走できなかったらリタイヤレポートになって格好悪いな。