研究所の「部屋」に一泊する
「測ってもらってきました!」と叫んで始まった今回だが、実際は、健康・栄養研究所で行われる測定実験に参加させてもらったのだった。
こちらでは人間が日常生活においてどれほどのエネルギーを使用しているか調査をしているそうで、その被験者募集に応募したのだ。
なんでも「ヒューマンカロリメーター」という設備で測定するのだという。「ヒューマンカロリメーター」は別名「24時間代謝測定室」。測定室、である。
そう、部屋なのだ。
今回の測定内容は、その部屋に一泊して睡眠時に消費したエネルギーの量を測定するというもの。
研究に参加! ヒューマンカロリメーターなる未知の部屋! そして、その部屋に一泊! このワクワク感だけで測定参加日の3日前から気分は前のめりだった。
楽しみだ。楽しみすぎる。
現場でさらに期待倍増
やって来たのは厚生労働省 戸山研究庁舎所。目指す研究室は、この舎所に入っている。なお、来てみて知ったのだが、舎所には国立感染症研究所も同居していた。
厚生労働省である。国立である。感染症研究所である。どすん、どすん、どすんと畳みかける異世界感。いいのか、私がこんなとこ入らせてもらっちゃっても。
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