夕飯は模範タクシーに乗って
夕方になり、再び明洞のホテル近辺からタクシーを拾う。最後はちょっと豪華に模範タクシーで案内してもらう事にした。
「アジョン・ガ・チャル・カヌン・カゲエ・カゴ・シッポョ」
(おじさんが良く行くお店に行きたいです)
「わたし、日本語わかりますね、1年だけ、勉強しました」
青木さんの韓国語を遮るように、日本語を話す運転手さん。
後から知ったのだが、模範タクシーは主に観光客を相手にしているので、英語や日本語を使う運転手さんが多いのだ。
とはいえ、今回の主旨をすべて日本語で理解してもらうのはやはり難しく、再び韓国語で説明してもらい、運転手さんたちが良く行くというとんかつ屋さんに連れてってもらう事になった。運転手さんたちの間で「安くておいしい」と話題になり、最近では一般のお客さんも沢山やって来るらしい。韓国でとんかつを食べる事になるとは思ってもみなかったが、さすがは模範タクシー。期待出来そうだ。
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