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特集


ひらめきの月曜日
 
交通機関で旅テンションでビールが飲みたい

2002年にオープンした横浜港大さん橋国際客船ターミナル。「21世紀のクルーズ需要に応えた客船ターミナル」だそうです
モダンな造りのロビー。集まってるのは…子供たち?

港はどうだ

最後は港。客室数184室から296室の巨大客船が出入りしていて、中には中国やグアム、ハワイに行く船がつくこともあるという横浜港大さん橋国際客船ターミナルにやってきた。

客船というとカジノとかプールとかがあったりする豪華客船のイメージだ。さぞ出発前からみなさん盛り上がってることだろう。

しかし。

「はい、いいですかー、乗船したらー、一直線に自分の船室を探してくださーい」
ロビーに入ってすぐ、見学の子供がいやに多いなあと思っていたら、どうもその子供達が旅人だったらしい。横断幕には「ぐんま少年の船」と。ビールという雰囲気では、ない。

旅行前のテンションで飲み食いするようなスペースもなく、船はストイックに出航していった。気を付けていっておいで、ぐんま少年たちよ。

現場は山下公園や赤レンガといった横浜の観光地の真ん中。旅行者に混じって飲んで食って旅気分を味わうというよりも、きれいな海と大きな船をながめて愛を語らうのにちょうどよさそうな感じでした。

ぼへー(汽笛)。いってらっしゃーい
ビールってよりもデート

東京湾フェリーターミナル
ん? 思ったより閑散と…

港で旅気分2・フェリーターミナル

ほぼやけくそ気味でさらに移動。続いて久里浜の東京湾フェリーターミナルへ。

……。閑散としている。

い、いや、出航間近になれば人が集まって飲んだり食べたり大騒ぎになるのかも…。待ってみたが、出航ギリギリになってサーファー風の女の子2人慌てて乗り場へ駆け込んでいったぐらいだった。

以前ここを利用したことがあるというライター法師丸さんに聞くと、波が高くて便数が間引きされていると、車が混雑して場内も込み合い、盛況になるそうだ。それでもそんなにビールを飲む人はいないという。

え?なんで?と思ったが、考えてみれば、車でフェリーに乗る人がビールを飲むのは確かに問題だ。ここへきて基本的なところで見誤ってしまった。

地元の方?
フェリーへの通路。提灯が微妙にお祭り

みんな、どうしちゃったのさ?

久里浜まで来て旅気分の昼ビールが味わえないなんて…。

仕方がないので、一人でなんとか盛り上がろうと売店を物色。見たことがないビールがあったので飲んでみた。ぐび。

そうして思ったのだが、私は今、住んでいる場所から離れた久里浜まで来ている。てことは、今飲んでるこれが本当の旅テンションの昼ビールなんじゃない?

ざざーん。海の音が聞こえる。ビールがうまい。

東郷ビールというビール。うまい
久里浜のビーチを眺めて帰ります



結果、旅人気取りでおいしく遠慮なく昼からビールが飲めるのは新幹線のホームが最有力でした。

基本的にどこもみんな乗り物に乗ってから飲んだり食べたりしてるようで、ひやかしでは十分にビールへの開放感は 味わえない様子。ちぇ。

確かに私も「乗り物の出発時間まで弁当には手をつけない」ルール、子供の頃から守っていた。やっぱり動いてる乗り物で食べたり飲んだりしてこその旅昼ビールというものなのかもしれません。がぜん乗り物に乗りたくなってきましたよ!ビールのために。

成田でおみやげにピーナツ買った。期せずしてツマミですな

 

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