今回は前日に準備のために会場入りした
BBフェスタも3回目。過去のBBフェスタで缶ぽっくりが評判良かったことに気をよくして、今回はさらにアイテムを増やした。
ペットボトルロケット
手編みの帽子
缶ぽっくり
一本げた
傘ラジオ
シークレットシューズ
バームクーヘン
フラワースティック/ジャグリングボール
BBフェスタどころか、小学校の展覧会の雰囲気である。そして相変わらずパソコンは、ない。
今回は夜行でギリギリに会場入りしたりせず、余裕を持って前日に会場入りした。すると3つの問題が。
問題1:せまい
思ったよりもブースが狭い(というのを事前に知らないのはどうかと思うが、大人にはいろいろ事情がある)。とてもおもちゃ類を10個も展示できるスペースではない。
困った…。もじもじしていると上司が唐突な行動に出た。
「ここにテーブルもうひとつ用意して!」
現場を担当している某広告代理店(日本でいちばん有名なところ)に大胆に指示している。いや、そ、そんな。猫背で半笑いでうろうろしているあいだにテーブルが用意され、展示スペースができてしまった。
えへへ。えへへ。えへへ。(まだ笑ってる)
前日の問題2:ステージの音がうるさい
ブースがステージの横にあるため、ケチャ(注)の撮影用のマイクがステージの音をひろってしまう。
しかたなく会場外にケチャの撮影コーナーを用意することに。しかしここで新しい問題発生。カメラ用の電源がないのだ。しかたない、予備のバッテリーをいまから買ってくるか……、と、ここで上司がまた言った。
「電源、ここに用意して」
電源なんてそうそう簡単に追加できるものなのか?そんなことができるんならうちにも追加して欲しいぞ。しかし10分後、撮影コーナーに電源がひかれていた。
さすがD通。ビルの電源も増やしてしまう会社。
注)来場者のかたにひとことずつ「ちゃー」と言ってもらい、それをつなげてバリの民族音楽ケチャを作る、という企画の撮影を各会場で行っている。
問題3:缶ぽっくりで床が傷つく
東京から持ってきた缶ぽっくりを箱から出していると、「これ、ここでやるのか?」と聞かれた。
会場が板張りのため、缶ぽっくりで歩くと床が傷ついてしまうのだ。じゃあ、今回は缶ぽっくりは見るだけにするか…。そう、ここでまた上司がほえた。
「床になんか敷いて」
すぐさまにカーペットが用意された。カーペットまで用意しているなんて島忠みたいですねと言いたかったが、現場は冗談を言える雰囲気ではなかった。簡単に言うと気まずい。
だって、缶ぽっくりやるからカーペット敷け、って。
ジャイアンだってそんな理不尽なこと言わないと思います。
しかしなんとかなる
が、主に電Tさんの迅速な対応の結果、会場が完成。
このページの冒頭の写真と比べると見違える、というほどでもないが微妙にバージョンアップしている。
あしもとに並べられたシークレットシューズ、ゲタ、缶ぽっくりがどこか遺品のようである。
|